小説投稿20年、現在57敗中…(⑨待てど暮らせど電話は鳴らず)
北海道新聞文学賞で佳作に
2014年9月中旬の夕方でした。
北海道新聞社から電話があり、「最終選考に選ばれたので、10月〇日の午後6時から午後8時まで電話に出られる状態で待機していて下さい」と、伝えられました。
正直、全く期待していなかっただけに、「はぁぁ」「はあ」「は」「はい」と順番に答えただけで電話が終わりました。けれども、徐々に実感が湧いてきて、いつの間に頬が緩んで、自宅でスキップしていました。
そして、当日、電話の前で正座して待ちました。6時5分ぐらい