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困ったさん(エピソード3)

今度は「困ったさん」側の視点から見てみましょう。

迷惑がられる「困ったさん」の行動は、頭のなかで勝手に
「回路が起動してしまうこと」が原因だとわかったとき、
私は様々な困ったさんを迷惑がり、時に批判したり
したことを反省しました。

同じ「迷惑」でも、人を蹴落とすための
「作為的な迷惑」とは異なるからです。

情報は「波」として伝わります。
例えば「波」の受け取り方が人よりも過敏な人は、
情報を強く受けてしまうので
頭の中があっちこっちに行ってしまう。

集中するための情報のシャットダウン機能が
強すぎれば、まわりが見えなくなってしまう。

先天的な要因のものもあれば、後天的なものもあり
様々かと思いますが、「困ったさんの回路」は
情報の波が入ってくることにより、勝手に動いたり、
遮断してしまうのだと思います。

情報の波は人によって、伝わり方や処理の仕方も
異なるため、同じ音でも、ストレスに感じるほど
大きく感じる人もいれば、全く気にならない人もいる。

同じ波を頭の中に受けても反応が違うということは
「場の空気を読むこと」
「その先に起こることの予想」
「その行動が人に迷惑がかかることなのかの客観的判断」
などの情報の波が「わからない」のはごく必然のことなのです。

目が見えにくい人や耳が聞こえにくい人に対し、
動きが遅くても、怒りやイライラは感じないと思います。

そのロジックがわかった時、私のエネルギーの損失は
止まりました。それからは「困ったさん」に対峙するに
あたり、「怒り」「イライラ」などは減少し
エネルギーのロスは無くなっていきました。

ではまた。。。。。


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