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机もお酒も似た物同志

それでは目の前に机のについて、分析していきましょう
仮に木製の机と仮定します。木製ですから「木」で
出来ています。「木」の主体は「セルロース」という
繊維で出来ています。

「セルロース」は化学式C₆H₁₀O₅nと書きます。
グルコース(ブドウ糖)が多数結合した高分子です。
つまり簡単にいうとブドウ糖がたくさん集まったものです。

ではグルコース(ブドウ糖)とは、化学式C₆H₁₂O₆と書きます
Cは炭素 Hは水素 Oは酸素 です。
炭素が6個、水素が12個、酸素が6個がくっつくと
ブドウ糖になることを示しています。
もちろんそのくっつき方には特定のつなぎ方が必要なのですが
それぞれが鎖のようなもので、繋がっていると思ってください。

ではそのつながりを覗いてみましょう。炭素や水素、酸素などには
固有の本数の手をもっていて、炭素なら4本、水素は1本、酸素は2本
もっています。

例えば皆さんの好きなお酒は、C₂H₅OHと書き エタノール(エチルアルコール)と呼ばれ、上図のような配列で手をつないでいます。
余談ですが、これが酸化する(酸素が追加される)と
アセトアルデヒドという有害物質に変化します。
二日酔いを起こす原因です。
さらに酸化されると酢酸(お酢)に変化していきます。

炭素、水素、酸素などを元素、分子、原子などと呼びます。
このように万物は、元素の結合や解離をおこし常に変化し
形を変えながら存在しているのです。

ここでは、つまり机もお酒も形は違いますが、
同じような成分で出来ているということを
何となくでよいので理解してください。

ではまた。。。。。。

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