見出し画像

「こせい」の時代

組織や集団の中にいても、「こ」という自分を
これからは見つめる必要があると私は考えます。
「こ」といっても自己中心主義ではありません。

幽体離脱のごとく、客観的に自分を見てみること
他人との比較ではなく「自分自身で自分を」見てみる。
そんなことが重要になってくるのではないかでしょか。

そこで「コセイ」が重視されると思いますが、
それは「個性」ではなく、「己性」だと思うのです。
「己」はつまり「おのれ」であります。

よく「個性的な人」などと聞きますが、この言葉は
既に他と比べての「個性」を意味をしめしており
「私は他とは違う」とか「独創的である」ような
比較の意味があると思います。

私がお伝えしたい「コセイ」とはそういうものではなく
自分の生き方をみつめる「己」であり
自分の人生をしっかりと考えるための「己=こ」です。

この「己」という文字には実は非常に強いパワーがあります。
易や東洋思想の世界では、十干十二支というものがあります。
十干とは甲乙丙丁戊己庚申壬癸をいい、五行(木火土金水)の
各陰陽を表します。甲(きのえ)から始まり、癸(みずのと)まで
あります。

この中で己は「つちのと」といい、大地の土や畑を表します。
生命循環の中で最もエネルギーが盛んな意味があります。

「土」を失った都会から離れて、田舎に移住する。

そこには多くの「土」があり、強いエネルギーが流れています。
その土の上で「己=自分」を見つめなおす。

田舎とはこの同じ文字が重なり、自らを見つめ、
エネルギーを充実させる深い意味があるように私は思うのです。

ではまた。。。。。。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?