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「波」を捉える力とAIの発展

「偶然」とは波の引き合わせであり、そこにはなんらかの
意味があります。これも少しお話しましたが、
人は無意識に探しているものの波形を頭の中で
探していて、それに合致した波形のものが
頭に飛び込んでくる習性があると思います。

最近はAIの進化が目覚ましく、おそらく人の知能は
あっという間に抜かれてしまうのでは無いかと思います。

しかしながら、思考しなくなる側はどうなのか?
本来、学習により繋がっていったはずの「シナプス」の流れが
形成されずにいたら、前述のような「波」をキャッチできない
のではないかと私は思います。

シナプスの流れという網が形成され、そこに必要な情報の波が近づいたとき人は無意識に反応し、それを読み込みに行くのではないか?
このシナプスのつながりが無ければ情報をひっかっける網がないので
情報は通りすぎてしまい、結局、何も起こらないような気がします。

かつてインターネットが便利で、人々を豊かにして発展すると
思われていました。確かに、便利で高機能なことが実現していきましたが
人々は反って、そのスピードにあわせる必要が生じ、加速度的に疲弊して
いったと感じています。

陰陽理論で言えば、良い面もあり、悪い面も必ず存在する
悪い面は上記のような、無思考でシナプスのつながりが少ない人が増えて
しまうような気が私はするのです。

こころの豊かさは感じるもので見たり、聞いたりするものではなく、
自分の内なる部分でシナプスのつながりが波を捉えて、増幅することにあると私は考えているのです。

発展することは大事かもしれませんが、自分を見失わないよう
よく考えて生きていくことが、ますます難しくなっていくのかも
しれません。

ではまた。。。。



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