身の回りの「困ったさん」 (エピソード1)
過去に何度か「困ったさん」の相談を受けたことがあります。
「困ったさん」とは
「人を振り回すだけ振り回して、去っていく」
「なんだかんだと、やたらと”いちゃもん”をつけてくる」
「怒って皆を蹴散らすのに、寂しくてしょうがない人」
私のなかでは、少し「迷惑な人」を指しています。
みなさんの周辺にもいるかもしれません。
でも、私はそれは「個性の範疇」として捉えることにしています。
こんな相談を受けたことがあります。
相談1 「やたらと怒り、いちゃもんを付け、相手のせいにする人」
私 「Tちゃんなんだか今日は元気ないね?」
T 「そうある人の対応で疲れちゃって」
「なんだか、すぐに喧嘩を仕掛けてきたり、すぐにもう友達を
やめるとかいってくるの」
「挙句に優しすぎる私が悪いといってくるのよ」
私 「はは~そりゃ困ったさんだね」
T 「困ったさん??」
私 「人はエネルギーを持っている、それを使って生きている」
「困ったさんは、生まれつきや育った環境などによって、
常にエネルギーが不足している人だよ」
「だからいつも心が不安な人が多い」
「安定のため、枯渇するエネルギーを無意識に取れる人を探している」
「悪気があるわけではないんだが、自然にそうしてしまう」
「多分、本人もその理由はわかっていないと思うよ」
「自分のわがままを聴いてエネルギーをくれそうな人をみつけて、
なにかと”いちゃもん”をつけては、エネルギーを回収するんだね」
「Tちゃんはエネルギーを奪われるから、どっと疲れが出るわけだ」
T 「ほ~なるほどそういうことか、なんとなくそうかもしれない」
となんだか少し安心した様子でした。
人は「何か先が見えない状態」や「起きていることの理解ができない」
と不安になります。Tちゃんは、攻撃に備え、臨戦態勢をとり、
いつでもエネルギーを放出し戦えるように準備に入ります。
エネルギーが振動している状態が続いているのだと思います。
いつ来るかわからない敵に身構え、緊張が続くと当然
エネルギーを浪費していくのです。
しかし、起きていることのロジックを理解し、相手が見えてくる
だけでも、緊張は緩和されエネルギーの損失を抑えることが
できるのです。
続きはまた。。。。。