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書き込まれたロジックに疑問を持つ

「秩序」とは、正義と悪の線引きをして、
人が社会という集団を形成するなかで、
うまくやっていくために、約束という
ロジックとして書き込まれてきたのだと思います。

この線引きは、時として時代や環境により、
都度変化し引き直されてきました。
つまり、正義と悪は人の世の中の状況で
勝手に決められている「正しそうにみえて
いい加減」なものでもあるのです。

「清濁併せ持つ」という言葉があります。
濁を「悪」としてはじくのではなく
濁に仕方なく陥る人もいるということを
理解することが大事だと私は思うのです。

それを理解できず、正義の御旗をふりかざして、
強さを示すのは、真の強さではないと思います。
真の強さは悪に陥る人間の「弱さ」をわかった上で
よい方向に導くことにあると思うのです。

今ネットでは、無責任な誹謗中傷が多くなりました。
私はそこからは良いものは生まれないと思います。
「批判」とはこのロジックの線引きの上で「正義」を
軸にして「比較」しているだけであり、人の弱さを
理解していないのです。

秩序という「常識や普通」と呼ばれるロジックから離れ、
自分というものを見つめこと。

そして他との比較をやめて
ひとつひとつ物事を自分自身で検証していくことが
大事な時代になりつつあると私は考えています。

先ずは今のロジックに疑問を持つことから
始めてみるのも良いのではないでしょうか?

ではまた。。。。。

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