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断酒記3 「アイデンティティ」
なんでお酒飲まないの?
断酒を始めたら周りの人たちから「なんでお酒飲まないの?」と、必ず聞かれる時期があります。
特に、毎日の飲酒が当たり前で、飲酒=コミュニケーションツールとなっていた私には、この手の質問責めは避けては通れない壁のひとつでした。
パートナーに浮気されて云々、メンタルが云々・・・とも言い難く。(友人に打ち明けようとしたけど、できない葛藤もあった。長年のパートナーで共通の友人ばかりで)
大体は「試しに飲酒しなかったら調子良くて続けてる」とか、「今飲んでる薬と合わなくて」とかでやり過ごす。(どちらも嘘ではない)
「どんだけやらかしたんだよ〜」って言われたりするのも辛かったな。
近い友人ほど、言えないことってあるんだなあと気づいたり。
お酒ってそんなに大事かよ!と少しだけ心の中で怒ったり。
「飲酒する人」として周りに認識されることで、お酒ってアイデンティティにもなり得るんだなと気づきました。それも自覚なしに。
でもこれからはお酒をアイデンティティとして携えていくわけにはいかない。