ミシェル・ドヴァシュテール『ヒエログリフの謎をとく 天才シャンポリオン、苦闘の生涯』
かとうさんの推しの本ということで読んでみました。ヒエログリフの謎がどのように解明されていくのか、という本かなぁと思ってましたが、そうではなかったです。
ヒエログリフの謎を解いたシャンポリオンさんの伝記で、生まれたころから亡くなるまで、どのような人生を歩んできたかが記されていました。41歳と若くして亡くなってしまったのですが、31歳の頃にヒエログリフの謎を解き明かし、37歳くらいに悲願のエジプト調査で大満足の成果が得られたみたいで、あまり悔いはなさそうだったので良かったです。
偉人の伝記ってなんか悔いを残したままこの世を去る人も多いからね。
個人的にはヒエログリフとか言語学的な謎の方が気になりましたが、そっちの解説はかなりあっさりめで、ちょっと物足りなかったですね。
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