素養を鍛える
今年を振り返ると、様々な日本古来のものの
智慧や行を多くの方から教えを請い、学び、行ってきた。
禅、剣術、合気道などの行を伴うことや
禅の智慧や様々な方々の体験からの教えなどを
沢山学ばせて頂いたと思う。
ご教示頂いた方々への感謝と
自分自身の記録と学びを深めるため、
少しずつ記してゆきたいと思う。
日本人は大東亜戦争に負けて以来
アメリカの日本を弱体化させる作戦により
多くの人を眠らせ、弱くなった。
自分もその一人。
日本人が当たり前にしてきたことを
禁止されてきた。
することが当たり前すぎて、なぜそれを
するのか?まで認識が無かったので、禁止
されても、それが何の為になっていたのか?
まで理解できておらず、知らず知らず
段々と弱くなっていったように思う。
世界で唯一、同胞がさらわれても
立ち上がらない国になってしまった。
。。。
何をするにせよ、それが成就する一番の土台は
「素養」
である。
素養とは
・涵養(かんよう)
・教養
・修養
の3つから成り立つ。
教養は戦後教育で失い、
修養は様々な文化、風習の禁止
で失っていった。
涵養とは、生活の中で染み入るように
身についてゆく素養である。
自然、神、先祖に感謝し、祈る。
自然に触れ、自然の摂理を知る。
武道や茶道などの古からの稽古の中で
目に見えない氣や胆力を学ぶ。
そういう中で、間脳が鍛えられ、
自分の器を空にすることができ、
宇宙の真理を受け取ることができる。
かつての日本人は当たり前のようにしていたことで、
日本人しか持たない涵養力が養われていたと思う。
涵養力を鍛える。
これが、日本が立ち直る一番の近道だと思う。
眠ったものを思い出すだけなので、
誰でも思い出せる。
2021年はそれが大きく問われる年になると思う。
まだまだ、全く足りていないが、
努力の方向感は、多くの師から学ばせて頂き
理解させて頂いたので、地道に続けてゆくのみである。
合掌
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