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【初心者向け】星空撮影にチャレンジする方法

「星が撮りたい!」

撮りたいですよね!

せっかくカメラを買ったんだから星が撮りたいな…という声が聞こえてきそうなので今回は

【一眼カメラで星を撮影する方法】

というお話をしていこうかなと思います!

ポイントは以下の3つです

・場所選び
・カメラの設定
・カメラの固定方法

まずインターネットを検索すると山ほど出てくる星の撮り方

・真っ暗闇の暗所を探す(街灯もNG)
・SSは10秒〜13秒程度
・ISO高め(5000とか)
・MF(マニュアルフォーカス)
・三脚で固定
これで撮れます!

と書いてあるのがインターネットの情報です👍

今日はここから更に具体的なお話を冒頭に紹介した3点に沿ってお話していこうかなと思います。

具体的に星を撮るための準備

・場所選び

本来なら完全な深い闇の中で撮るのがベストです!ですがこのご時世街灯も一切ない場所って人里離れた山奥くらいじゃないでしょうか…最近は熊も出るとか言いますし、私自身も巨大なイノシシに遭遇した事もあり(その時一瞬もののけ姫を思い出した)

なので本当に「近隣の暗い場所」でも大丈夫です。慣れてきたら街灯の無い暗所を探すようにしましょう。まずは近場でチャレンジしてみる事が大切です。

【場所は近場で試そう!】

・カメラの設定

おそらく皆さんが気になっているのがこの「カメラはどんな設定をすればよいのか」というところだと思います。
残念ながら、この設定にすれば間違いない!というものはありません。環境にも使用している機種にもよります。

なので、「ある程度の目安から、撮りながら調整していく」事が必要になってきます。

まず設定する目安から

①F値は一番低い値にします
②シャッタースピードはとりあえず13秒くらいで
③ISO感度は4000〜くらいで
④マニュアルフォーカスモードにします(レンズにツマミがあればそれで切り替えます)
⑤手ブレ補正機能があればOFFにします(これもレンズにあれば切り替え、本体にある場合はオフとします)
⑥タイマー機能設定、シャッターボタンを押して2秒後くらいにシャッターが切れるよう設定します

こんな感じですかね。

【まずはテンプレで設定してみる】

・カメラの固定方法

星を撮るときに大切なのは長時間露光(記録する時間が長い)するのでカメラを固定することです。もちろん三脚があれば使ってください。三脚もピンキリですが、最初は安いお手頃なものでOKです。→こんなやつでOK

もし三脚がない場合なのですが、これは2通り

・カメラを上に向けて床もしくはテーブル等に置く
・床もしくはテーブル等に置いてレンズの下に物を挟んで角度をつける

という方法でカメラを動かさずに置くことができます。

実際に撮影してみる

早速星空を撮影チャレンジしてみましょう!

「場所は選んだ、近くの公園!」
「カメラの設定は終わった」
「三脚あったからとりあえず使ってみる」

ってことで撮影してみましょう!

程々に暗い場所で三脚を立てて撮影してみると…


とりあえずテストなのでISOも爆アゲ

はい、なんか星っぽいものが光ってて明るく写ったけど…

「めちゃボケてる」

って状態じゃないでしょうか?

「これって失敗?」

いえいえ、これは成功!ここから調節していきます。

まずは兎にも角にもピントを合わせる必要があるので
「フォーカスリング」※レンズ本体にある回転させることでピントを合わせる事ができる
を回して手動でピントを合わせます。

一眼レフならファインダーを覗きながら
ミラーレスの場合は背面モニターを見ながら

フォーカスリングを回しながら星の点が一番小さくなる(ピントが合う)ポイントに合わせていきます。最初から“∞”マークに合わせて微調整していくのも良いかもです

あとは

シャッタースピードを10秒くらいに落としてみる
ISO感度を4000〜5000辺りで撮ってみる

という調整をしながら撮ってみます


なんかそれっぽくなってきた

ここまで来たら、後は角度を調整するなどなどで写真を調整してみるだけです

手順を踏めばそんなに難しくは無い撮影です。


やっぱり空をたくさん入れたいので縦にして、天の川っぽいものを中央に調整

SNS等で見るキレイな感じの写真にするにはどうしたら良いの?

「なんか星っぽいものは撮れたけど、SNSとかで見るきれいなやつじゃない」
「やっぱり才能とか特別な設定とかあるんじゃないの?」

と思われたかもしれません。

残念ながら当たらずとも遠からず…!暗がりの中でのきれいな写真の撮影は以下のポイントがあります

・【使用機器】使用している本体カメラのセンサー性能
・【使用レンズ】使用しているレンズの明るさを取り込む能力
・【ベストスポット】本当に明かりのない闇でかつ開けた場所
・【構図】星を撮影できるという前提でどのように写す?を考える
・【技術】長時間撮影中に一部ストロボを光らせて人物等を入れる
・【編集】RAW現像と呼ばれる編集、レタッチとも言います

これらを経て、みなさんが見たことのある魅力的な写真が完成していきます。

まとめ、まずは星にピントを合わせて撮ってみるところから

「なんか結局は機材とか特別な技術とかが必要なんですね」と思われましたかね??

確かに、いきなりネットで見る美しい天の川の写真を簡単に手軽に撮る!ということは難しい事です。

ただまずは「星にピントを合わせて記録する」というところからでどうでしょうか。意外と良い感じの写真が撮れるかもしれませんよ??

そもそもここで紹介している写真くらいであれば、お話した手順を踏めば撮影することができます。

撮影中にクリップオンストロボを光らせると、空の星と地上の何かを一緒に撮ることもできます↓こんな感じ


撮影中にストロボを当てたらこんな感じに映ります

ちなみに近所の駐車場で三脚を使わずに地面に置いて撮った写真がこちら


編集ソフトで明るさを上げています

多少ボケてて、明るさ調整を細かくしているわけではない状態で撮影、編集ソフトで明るさを上げたのでザラッとした写真になったけど…

とりあえず撮ってみた、という感じであれば十分じゃないでしょうか?

そもそも持っている機材や自分自身が置かれている環境も皆違うので、現在できる範囲で表現してみるのはとても重要な事です!

ぜひこれから星空にチャレンジしてみたい!ということであればぜひ参考に、撮影してみてください!


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