トレーナーの独立とソノ段取り
こんにちは。トレーナーの弾正です。
トレーニングサービスを、お仕事にする段取りをまとめました。トレーナーで独立を考えている方の参考になれば幸いです。
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①まずは集客ですが、
パーソナルトレーナーは独立しやすい仕事なので、開業する人も多いと思います。
そして、最初に悩むのがやはり集客だと思います。
僕が思うに、トレーニングサービスの集客は意外と特殊なところが多く、他業種の成功事例をそのまま当てはめても上手く行かない場合が多いです。
他業種、同業種に関わらずですが、どんなに「良い」集客方法でも自分の方向性と合っていなかったり、地域性、値段設定などが合っていなかったりすれば、やはりお客様は振り向いてくれません。
身近なお客様が何に困っているかを考え、そのお客様がどのくらいの価格なら購入してくれそうか、どのタイミングなら購入してくれそうか、など、トレーナー自身がしっかり考え、わかりやすく提示すれば売れる可能性は生まれると思います。
その上で、集客をマグレにしない為にめんどくさくても、日々データを取っておく事が重要です。
データが嫌いな人はすごく嫌だと思いますが、データを取っていないと、集客が上手くいかない時に悩みます。「なんで、急に予約が来なくなったんだ?」となります。
データを取っていればソノ理由がわかるので対応ができます。「あ、やべ、予約来ないと思ったら、コレが原因か。」とわかるようになります。
例えば、HPの閲覧数を毎日確認して、数字が良くなければ改善、数字が良ければなぜ良かったのか考える。
閲覧数が良いのにお問い合わせが来ないなら、何が悪いのか他の要因(例えばホームページのキャンペーンが期限切れ、キャッチコピーの季節が古いなど)を疑えますし、その反対もあったりするから、データを取って考えるのは成功を積み上げていく上で必須と思います。
②次はサービスの設定です。
集客はできているけど、安価すぎて商売にならない。と言うパターンです。
お試し価格などで新規を誘導するのは良いでしょうが、その場合も正規の値段はトレーナーが納得できる料金設定にしておかないと後が大変です。
③カウンセリング
集客はできて、値段設定も適当なんどけど成約に繋がらないパターン。
ここで上手く行かない人は1番もったいないと思います。信用して予約までしてくれたお客様が契約してくれないのは、とても悲しい。
カウンセリングは大きく分けて
①コンサル能力
と
②セールス能力
の2つが必須の能力です。
①のコンサル能力は
カウンセリングの時間の中で、
お客様のスタートとゴールを設計し、
ゴールの為に、何をしたら良いかを「理論的」に「建設的」に説明できる必要があると思います。
例えば、60キロを48キロにしたい人にカウンセリングをするとしたら、
「今の体重を9月15日までに54キロに、10月15日までに51キロに、11月15日までに48キロにしましょう。」
と、まずは明確に示してあげるのが重要です。
「えー、トレーナーがそんな責任負いたくない。トレーニング教えるだけにしたい。」
と、思うトレーナーも多いと思いますが、それではお客様も即決してくれない。
なのでトレーナーは
「大丈夫です!私に任せてください!」
と言って、腹を決めて難しい案件に飛び込んでいくべきと思います。わからなければ、死に物狂いで次のレッスンまでに調べ、練習をして備えるを繰り返すしかありません。
頑張っているトレーナーの姿には、お客様も心打たれます。自分も頑張ろうと思います。多少の勉強不足も応援してくれます。一緒に歩んでくれるからトレーナーもお客様も結果に繋がります。
カウンセリングの時点で、飛び込まなければそのチャンスすらもらえません。
②のセールスはトレーナーに取って、最も嫌な事かも知れません。
できれば、トレーニングだけをしていたいと思うけど、それでは独立した活動はできません。
お客様に気持ち良く購入して頂けるよう、段取を書いて練習したり、自分なりのマニュアルを作っておいたりして、場数を踏むしかありません。
トレーナーの独立も簡単そうでやっぱり大変だと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
8月後半も頑張って参りましょう!
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