演出の大塚です。
note投稿するぞ!……なんて意気込んでから早一週間。
稽古と作業に終われて、あっという間に時間が経ってしまいました。
まずいよ三日坊主。足りないよ24時間。
と、言うことで今回は板谷・斎藤卒研(以降、だにみく卒研)についてご説明させていただきたいと思います!
そもそもの話、卒研ってなあに?と思われる方もいらっしゃるかと思います。卒研とは「卒業研究公演」の略称です。桜美林大学では毎年、演劇やダンスを学んだ四年生たちが、その集大成としてこの卒業研究公演を企画します。卒研を企画するかどうかは、あくまで学生の自由。何をするかも学生の自由。
ストレートプレイ、ミュージカル、殺陣劇、コンテンポラリーダンス、ダンスイベント、即興劇、スタンダップコメディ等々。企画する学生によって、毎年ジャンルも様々です。
(ちなみに今年度は実に20以上の団体が卒研を企画しております……いや多すぎる……多すぎる……)
我らがだにみく卒研もまた、主宰である板谷(美術)と斎藤(音響)の二人が四年間の集大成として企画した卒研になります。
美術・音響というそれぞれの分野で精力的に活動してきた二人。私も全幅の信頼を寄せております。
本公演『1984』でも、作品内に散らばる様々なモチーフをカギに、魅力的な劇空間を生み出してくれています。大学内の劇場がいかにして、オセアニアの監視社会に変わるのか……。ご観劇される際には、ぜひそのスタッフワークにも注目していただければと思います!
22年の8月に演出のオファーをもらってから、約一年半。気が遠くなるほどたくさんの構想、企画会議、事前準備がありました。当初の企画内容が諸事情により断念せざるを得ないことも。そうした紆余曲折を経て、今回、世界的名作である『1984』の舞台化を企画することが決定しました。
こだわりと遊びが詰まった舞台になるのは、まず間違いありません。
2月20日(火)~2月23日(金)、ぜひご観劇いただけますと幸いです。