「え、てか卒研打たん?」 始まりは確かこんな感じ。 若輩者2人の何気ない日常会話。 夢か現か分からぬままこの物語は産声を上げた。 その物語の表題には齋藤と板谷の文字。その2つが記されているのは、同時に酸素を肺に含めたのがたまたまその2人だったからに他ならない。 私は人に頼ることが苦手だ。 と思っている節があった。歩を進めるまでは。 そんなことはとんとなかったわけだが。 私はとてもかなりすごくとんでもなく人に頼ることが得意な人間であった。 おんぶにだっことは私のために
どうも、だにみく卒研演出の大塚です。 稽古真っ只中、日に一回は乗り換えで寝過ごしてます。 noteの投稿も4回目。ご挨拶、卒研について、作品紹介と続き、今回は本公演のフライヤーについてご紹介させていただきます。 ということで早速…… どん!!!!! フライヤーを制作したのは、演ダ四年生の岸本茉夕さん。本公演では宣伝美術として、フライヤーや公演限定グッズをはじめ、様々なデザインを担当してくださっています。 今回の制作にあたり、岸本さんとは度々打ち合わせを行いました。原
『1984』は英国人作家ジョージ・オーウェルが1949年に発表した小説です。ディストピア(反理想郷)小説の金字塔として名高く、今なお世界中で読み継がれている名作です。 世界的名作ゆえ、いわゆる必読書として扱われることも多い本作。なんでも英国では「読んでないのに読んだふりをする小説」として有名なんだとか。 それもそのはず。手元にある角川文庫を開けばざっと500ページ弱、小説としてそれなりの読み応えがあります。さらにSFならではの独自設定や世界観など、難解とまではいかないまで
演出の大塚です。 note投稿するぞ!……なんて意気込んでから早一週間。 稽古と作業に終われて、あっという間に時間が経ってしまいました。 まずいよ三日坊主。足りないよ24時間。 と、言うことで今回は板谷・斎藤卒研(以降、だにみく卒研)についてご説明させていただきたいと思います! そもそもの話、卒研ってなあに?と思われる方もいらっしゃるかと思います。卒研とは「卒業研究公演」の略称です。桜美林大学では毎年、演劇やダンスを学んだ四年生たちが、その集大成としてこの卒業研究公演を企
おはようございます、こんにちは、こんばんは。 かくいう自分は、深夜にこの記事を書いております。 この度、だにみく卒研『1984』の翻案・演出を務めます、桜美林大学演劇ダンス専修四年生の大塚遊馬と申します。 こちらのnoteでは主に、Twitterの140字には収まらない卒研のモロモロを投稿していきます。『1984』の作品内容や、卒研のこだわり、稽古の様子などなど……!時間と体力の許す限り更新するつもりですので、チェックしていただけますと幸いです! 初回のご挨拶はここま