
集中力が無限の力を引き出してくれる
【毎週月曜・木曜12時ブログ更新中】

どうも、DANiLOです。
最近思う事がありましてね。
音楽をしている人も、これから音楽を始める人も
音楽をしていない人でも共通して言える事なのですが
「集中力が無限の力を引き出してくれる」という事です。
生きていく上で、絶対知っておいて欲しい
とっても深い内容となっておりますので
是非、最後まで読んでみてくださいね。
一般的な集中力の定義
一般的に集中力とは
特定の事柄に注意を向ける状態を維持する能力と言われます。
面白いことに「集中力」と調べると
「勉強」に関する記事やサイトがやたらヒットします。
これは「勉強」で集中出来ない人が多いからこそ、
検索結果が多いんでしょうね(笑)
その中で集中力を高める方法や集中力を持続させるコツを調べると
このような助言がヒットします。
*良い姿勢を作る
*成功パターンをイメージする
*目標を明確にする
*深呼吸で脳に酸素を送る
*ご飯を食べる時、最初の5粒はひと粒ずつ味わう
*好きな音楽や癒しの音楽で脳をリラックスさせる
*聞き込まない程度のBGMを流して集中する
*ルーティーンワークを身につける
*緊張をプラスの力に変える
ふむふむ
どれもなるほどなぁ〜と感じますね。
DANiLO個人的には
*深呼吸で脳に酸素を送る
*ご飯を食べる時、最初の5粒はひと粒ずつ味わう
*好きな音楽や癒しの音楽で脳をリラックスさせる
*緊張をプラスの力に変える
この辺りが凄くしっくりきますね。
また、集中力を妨げる理由は
*外的要因として「物」
部屋が散らかってると集中散漫になるやつですね。
*同じく、外的要因として「情報」
何かをやってる最中に携帯の通知が来たりすると
気を取られてしまいますね。
*内的要因として過剰なストレスや不安、思考
体調不良や睡眠不足
一般的に集中力に対する概念や
集中力を妨げる概念はどれも凄くわかりますね。
しかし!
はっきりって、集中力はそんな薄っぺらい事ではないんだよね…
と思う訳です。
今の世の中の多くの人は
生じてる問題を改善しようと
あらゆる情報を仕入れてくるのですが
問題はいっつも、もっと深い所にあります。
そこにフォーカスしないといっときの応急処置になって、
根本的な改善にはなっていないのです。
ですから、もっともっと深掘りしてみようとおもいます。
前提として集中力は続きにくいことを理解すべき
神経科学者であり、脳卒中(特に左脳の機能停止)
を体験したジル・ボルト・テイラー(Jill Bolte Taylor)は、
自身の体験と研究を通じて、右脳と左脳の働きの違いについて
こう語っています。
左脳は、論理や言語、時間感覚を司る部分で、物事を順序立てて整理し、因果関係を理解する能力、数値、データ、言葉を使って考える力が強いです。時間を直線的に捉え、過去の記憶や未来の計画を考える能力に長けています。
それに対して右脳は、
現在の瞬間(今ここ)を感じる能力感覚的・直感的な世界に特化しています。周囲の音、光、感覚などを統合して、今この瞬間の経験として受け取ります。時間の流れを意識せず、過去や未来に縛られないため、「一体感」や「平和」を感じる能力に長けています。芸術的な活動、感情表現、直感的な発想などは右脳の得意分野です。
人の思考のほとんどは無意識に働いてます。
「そういえば明日の予定の時間はどうなってたんだっけ」
「昨日、あの人の言ってた言葉は何を意味してるんだろう」
「今日の晩御飯は何を食べよう」
など、過去と未来を行ったり来たりしている状態です。
これは一般的に左脳的な働きであり、
現代は「左脳優位社会」と言っても過言ではありません。
つまり「考えすぎている」状態にあるといえます。
「感じること」「今に意識を向けること」は二の次なのです。
つまり、今に集中しにくい状態になっているのです。
その証拠に、この実験をしてみてください。
自分の指を眺めて、指だけに集中してみてください。
実際にやっていてくださいね。
どうでしょう?
ご自身の思考の動きに気づきましたか?
一つのことだけに集中しようとすると
あれこれ関係のない思考や考えが頭をよぎります。
よく瞑想で「邪念」「雑念」と言われるアレのことですね。
つまり、無意識の状態だと
人の集中は散漫だということです。
人が最大の集中力を発揮する瞬間はこれだ
人は集中力が持続しにくいことを理解し
集中力を妨げる物を取り除いて
パフォーマンスを向上するのは
とっても大事なのですが
そもそも!
人間が最大の集中力を発揮する瞬間が
どんな瞬間か?
これを知っていると強いと思いません?
実はめちゃくちゃシンプルなんです。
(言葉にするとw)
それは…
無我夢中の状態
アメリカの心理学者
ミハイ・チクセントミハイ(Mihaly Csikszentmihalyi)の言葉でいえば
「フロー状態(Flow)」と呼ばれる心理的な状態に入った時です。
フロー状態とは、「目の前の活動に完全に没頭し、
周囲の時間や自己の存在すら忘れるような状態」を指します。
この状態では、集中力が極限まで高まり、効率的かつ創造的に
なるそうです。
まさに無我夢中の状態ですよね。
この無我夢中の特徴が面白いんですよ。
無我夢中の特徴
①自己意識の消失
自分の存在や意識を忘れるほどに、目の前の作業や体験に集中しています。例: 演奏中の音楽家が、自分が演奏していることすら意識しなくなる。
②時間感覚の変化
時間が速く過ぎる、または止まったように感じられる。
例: 絵を描いていたら、気がつけば数時間経っていた。
③心と体の完全な一体感
考えるよりも先に体が動いているような感覚で、自然に物事が進んでいく。例: スポーツ選手が試合中に無意識に最適な動きをする。
④外界への意識が薄れる
周囲の音や出来事が気にならず、目の前のことに完全に集中している。
例: 小説を読んでいるときに周りの話し声が全く聞こえない。
無我夢中の状態がいかに素晴らしい状態であるかが
よく分かりますね。
興味深いのが、先述したジル・ボルト・テイラーは
脳卒中によって左脳の機能が一時的に停止し、
右脳だけが働いている状態を体験した時の事を
次のように語っています。
自分が身体の枠を超え、周囲の空間と一体化している感覚を得た。
過去や未来への意識が消え、「今この瞬間」に
完全に没頭する感覚があった。
心の中に静けさや平和を感じ、すべてが調和しているように思えた。
この状態は、おそらく無我夢中の状態と似ていると感じるんですよね。
次元と空間と、自我を超えた領域と言いますか。
言葉にするととってもチープになってしまうのですが(汗)
無我夢中の状態、つまり最大の集中力を発揮している時って、
先ほど綴った「集中力を妨げる要因」は見事に力を失うんです。
部屋が散らかっていようが、携帯が鳴っていようが
関係ないんです。
つまり、それらの「妨げる要因」は表層的な事であり、
無我夢中はそれよりも深層的な所にあるという訳です。
「集中力が無限の力を引き出してくれる」
なぜ集中力が無限の力を引き出してくれるのか?
皆様は既に、薄々気付いてる事かと思います♪
脳科学の見解も踏まえてもう少し掘り下げてみましょう。
1. 集中力が脳のリソースを一点に集約する
脳には膨大なリソース(脳が持つさまざまな能力やエネルギー、
情報処理機能など)がありますが、普段はその多くが分散して
使われています。
集中力が高まると、以下のような効果が得られます
*不必要な情報を遮断
外部の雑音や内部の雑念
(たとえば、「何を食べよう」などの日常的な思考)が排除され、
重要なタスクにエネルギーが集中します。
例: 難しい楽曲を演奏しているとき、集中力によって指の動きや
リズムが自然と調整される。
*不必要な情報を遮断
外部の雑音や内部の雑念
(たとえば、「何を食べよう」などの日常的な思考)が排除され、
重要なタスクにエネルギーが集中します。
例: 難しい楽曲を演奏しているとき、集中力によって指の動きや
リズムが自然と調整される。
*脳のエネルギー効率が向上
脳が特定のタスクに集中することで、
効率的に神経活動が行われます。
結果として、思考速度や問題解決能力が 向上します。
2. フロー状態による能力の最大化
集中力が極限まで高まると、人はフロー状態に入ります。
この状態では、普段の限界を超えたパフォーマンスを発揮します。
*無意識のフロー状態では、脳の無意識的な部分が活性化し、
瞬時に最適な判断や動作が行われます。
例: アスリートが試合中に「考えるより先に体が動く」ような感覚。
*自己批判の抑制
集中すると、脳の前頭前野が一時的に抑制され、
失敗への恐れや不安が薄れます。これにより、挑戦的な行動や
創造的な発想が生まれやすくなります。
3. 神経伝達物質の作用
集中力が高まると、脳内で以下の神経伝達物質が活性化します:
*ドーパミン
やる気や幸福感を高め、集中力を持続させる効果があります。
これにより、作業そのものが楽しくなり、さらに没頭できます。
*ノルアドレナリン
注意力を高め、細かいミスを防ぎます。
これが高まると、細部にまで意識を向けることができるようになります。
*セロトニン
精神の安定感をもたらし、リラックスしながら
集中できる状態を作ります。
これらの物質の相乗効果で、脳が最大限に活性化されます。
4. 脳と身体のシステムがシンクロする
集中力が高まると、脳だけでなく身体の反応も最適化されます。
*運動能力の向上
集中によって脳と筋肉の連携がスムーズになり、
動作が正確かつ効率的になります。
例: ピアニストが複雑な楽曲をスムーズに演奏する。
*疲労感の軽減
集中しているとき、脳がエネルギーの使用を
最適化するため、普段よりも疲れを感じにくくなります。
5. 直感と論理の融合
集中力が高いと、右脳(直感)と左脳(論理)が連携し、
より優れた判断が可能になります。
* 直感的な洞察力
集中すると、膨大な情報の中から本質を
瞬時に見抜く力が高まります。
例: 難しい問題を直感的に理解し、解決策が自然と浮かぶ。
集中力が高いと、右脳(直感)と左脳(論理)が連携し、
より優れた判断が可能になります。
* 直感的な洞察力
集中すると、膨大な情報の中から本質を
瞬時に見抜く力が高まります。
例: 難しい問題を直感的に理解し、解決策が自然と浮かぶ。
*論理的思考力の向上
集中力によって、論理的な筋道を考える能力も
高まるため、クリエイティブで実現可能なアイデアを
生み出しやすくなります。
6. 集中力が「潜在意識」にアクセスする
集中力が高い状態では、普段意識しない記憶やスキルが引き出されます。
*潜在的な記憶の活用
長期記憶に保存された情報や経験が
自然と引き出され、より効果的な行動が取れます。
例: 熟練した職人が、意識せずに完璧な作業を行う。
* 創造性の爆発
集中力が深まると、無意識的なアイデアが表面化し、
革新的な解決策を生み出します。
あとがき
今回、初めて「集中力」についてまとめましたが
まとめる段階で、私の想定を超えて集中力の力は
絶大だと感じました。
そして、生きていく上で「集中する時間」が
人生を豊かにしてくれるという確信も持てました。
皆様も是非とも集中、没頭、無我夢中になれる何かと
出会えます様に🍀
実は、この記事には続きがあるので、そちらも
是非とも一読くださいね♪
感謝を込めて
DANiLO
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🔻🔻この記事の続編はこちら🔻🔻
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