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キャラクター作り武者修行(1)【創作ブートキャンプやってみた】

本記事は2023年10月22日開催の創作ブートキャンプにて教わった創作方法に基づき、作ったキャラクターを発表している記事です。
「修行として30人つくってみよう」という連載企画ですので、予めご了承ください。

※イベント詳細は以下の記事をご覧ください。


1人目:大木剛健(男性)

・表向きの立場:⑤大学生
・キャラの正体:⑦ヒーロー/ヒロイン
・出自:⑩平凡な家庭
・経験1「学生」:⑩殺傷
・経験2「世界の秘密」:⑧仲間の死
・ターニングポイント:⑮恩義
・信念:②断罪

ストーリー

人より体格がいいことで、いじめの標的にされてしまう剛健。追い詰められたあまり、イジメっ子に反撃。不慮の事故でイジメっ子が死んでしまう。剛健に非はないが、死なせてしまったことで罪悪感を覚える剛健。「自分は幸せになってはいけない」と思い、中退して引きこもりになる。

無為な日々を送る中、とある特撮ヒーローに心奪われる。真っ直ぐな言動に勇気づけられた剛健は一念発起し、ヒーローとなることを誓う。ヒーローショーのスーツアクターとして働きながら、大学受験を目指す。

「かつての自分を助けられるような弁護士になろう」

順調に学生生活を送り、弁護士試験が近づいた頃。かつてのイジメっ子(取り巻き)から悪評を流される。「自分のような犯罪者が法の番人にはなれない」とまたも自分を断罪。荒れた生活に戻るが「資格はなくても、知識がある」と思い直し、子供たちの法律相談を引き受けることに。

最初はおっかなびっくりだったが、とある一人を助けたことで「もう自分を罰しなくていいんだ」と思い、心が軽くなった。

創作メモ

まず見た瞬間「つまらんな」と思いました。あまりにもよくありそうな話で、これ以上広がりそうにないと思ったのです。

そこで「どこか外そう」となった時に「ヒーローをそのまま捉えるか?」という発想から「ヒーローショーのバイト」を捻出しました。

あと「殺傷/仲間の死」があれば普通に暮らせないなと思い、立ち直って生きていくキャラクターにしようとした時、全部がイイ感じに繋がって今に至りました。

2人目:柳緑美花(姉)/紅愛(妹)

※主人公は姉ですが、双子なので判別用に妹も載せてます。

・表向きの立場:⑭医者/看護師
・キャラの正体:⑳天使/悪魔
・出自:⑫双子
・経験1「学生」:⑯失恋
・経験2「一般社会」:⑯離婚
・ターニングポイント:⑭勝利
・信念:①忠誠

ストーリー

美花は妹の紅愛にいつもすべてを奪われてきた。そっくりなのをいいことに、美花のふりしておやつを二重取りしたり、友達に嫌なことを言って美花の友情を崩壊するなど、酷い扱いを受けていた。

嫌がらせするのは、単純に姉を陥れるのが楽しいからというから手に負えない。しかも愛嬌がある&自分より華があるせいで、誰も紅愛の悪意に気づけない。

そんな中、美花に彼氏ができる。しかし察知した紅愛のせいで破局。あまりのショックで、美花は本格的に妹離れを決意する。

アホな紅愛がついてこれないように医学部を受験。見事合格し、医師への道を切り開く。(ちなみに紅愛は受験に失敗して看護学校へ進む)

「これからは医師の精神に基づき、一人でも多くの人を助けよう」

医の心へ忠誠を尽くす美花。結婚して順調な医師ライフを送るが、夫が浮気して離婚。相手が掴めず、失意のまま退職。先輩の紹介で、近隣の病院に転職することに。(※元夫が同じ病院で都合が悪かったため)

しかしその病院には憎き妹・紅愛がいた。しかも故意に医療ミスを起こして自分を陥れようとしてくる。(後でわかるが元夫と不倫したのも紅愛)

果たして紅愛の魔の手から逃れられるのか。患者を守ることができるのか。姉の戦いが始まる。

創作メモ

「双子キターーーーーー!」が最初の感想です。実はイベントのQ&Aコーナーで双子についての話が出ており、かなり作者の独自性が出るポイントだと思っていました。

でもすぐに「逆に都合がいいのでは?」と思いました。だって「医者/看護師&⑳天使/悪魔」を決めかねていたし、「白衣の天使」「悪魔のような医者」といったよくあるイメージから外した「白衣の悪魔」「天使のような医者」を両方使えばいいんですから。

恋愛要素が多く出たので、主人公は男運がない女性だと思いました。そして対比させるために姉妹を創作。

でもこれだけ恋愛運がないのに「勝利とは……?」と困惑しました。結果「一人だけ受験に合格した!」とのことで医師に決定。「お姉ちゃんズルイ!」が言いやすいので、妹を看護師にしました。

これが完成した時「あ、私レディコミや不倫ものの縦スクロール漫画が書けるわ」と思いました。早速創作の幅が広がって嬉しいです。

▼筆者からのお願い

ひとまず30人目指してキャラクター投稿を頑張っています。「もっと読みたい!」「この話を書いて!」などの感想があれば、お気軽にコメントいただけると嬉しいです。

▼次回(4~6人目)はこちら


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団 卑弥呼
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