つまらないセミナーは創作が捗る【雑談】
こんにちは、アマチュア作家の団 卑弥呼です。
私は書籍化&プロデビューに向けて奮闘している身で、幅広い知見を広げるためにセミナーや勉強会に積極的に参加するようにしています。最近はオンライン講座や配信が増えたので、いつでもどこでも学びやすくなりましたよね。本当に多彩なことを学びやすい時代です。
基本的には興味があるものだけ参加していますが、それでも時々「思ってたのと違う……」と参加を後悔するイベントがあります。
先日、市場調査になりそうだったので、とあるセミナーに参加しました。しかし内容が難しい上につまらない。開始5分でガッカリしました。
でも会場参加なので、退席するのも感じ悪いですよね。受講料も払っちゃったし。それにせっかく来たのだから、何かは持って帰りたいところです。
幸いその会場は広くて、私は講師から見えないような後方に座っていました。周りはセミナーに集中しており、誰も私を気にかけません。そして机付きの会場なので、ノートがのびのびと広げられます。
だからやっちゃったんです。
そう、落書き!
これがまためっちゃ楽しい!(笑)
思えば学生時代は「授業はちゃんと聞きなさい」「テストに出るからしっかり聞かないと」といった制約があり、嫌でも授業を聞いていました。だからすっごく些細なことなのに、「イケナイことをしている!」という罪悪感と「やっちまったぜ!」という解放感は凄まじいものでした。
適当に筆を走らせたり、講師の言葉に対して「それってどうなの?」などと意見を走り書きするうちに、新しい作品の案が次々と浮かんできました。
一度創作スイッチが入るまでに時間はかかりましたが、1時間で5本くらいの新アイデアが生まれましたね。詩とかエッセイとか、普段作らないようなジャンルもたくさん浮かんできました。
しかも結構しっかりしたアイデアだったので、後は清書したり構成を作ればすぐに書けそうです。正直、セミナー自体は創作意欲が湧くものではないので、この事態には驚きました。
でも考えたら当然かもしれません。授業中や試験勉強の時って、雑事が捗りますよね。図らずも大人になって、それを再現してしまったのです。
きっと学生時代なら、落書きを自制したでしょう。しかし大人になってからの学習は、自主的に参加するものです。資格でも取らない限り、大人の学びに試験も評価もありません。聞き逃しても自分が困らなければ、ちゃんと聞く必要はないのです!
「せっかく参加したんだから無駄にするのはもったいない」「何か学びがあるかも」という期待さえ捨てれば、落書きし放題!
この創作体験と解放感は、クセになりそうでした(笑)
「創作が捗らない」「集中してネタ出しする時間を確保したい」という方は、ぜひ興味がないセミナーに参加してみてはいかがでしょうか。もしかしたら想像以上に捗るかもしれませんよ。
ちなみに、可能なら会場参加がベスト。オンラインだと入退室自由なので、ダメと思ったらすぐに切断できますからね。家だと雑念が湧くし、強制的に話を聞かされる環境の方が捗ると思います。
私もこれからは少しでも興味が湧いたら、積極的にイベントごとに参加しようと思います。