ヒスブル「ナオキ」再犯事件公判傍聴記・2021年10月25日(被告人:二階堂直樹)
2021年10月25日
さいたま地裁第2刑事部1係
202号法廷
事件番号:令和2年(わ)第1532号
罪名:強制わいせつ未遂
被告人:二階堂直樹
裁判官:任介辰哉
書記官:小島章
13時10分の時点で、傍聴人は7人程度。
13時13分に、13時20~25分に、法廷が開くと職員より伝えられる。13時15分に入廷が許されたが、創の篠田氏らは、この傍聴人の中にはいない様子だった。
記者席は8席が指定され、6人が座る。
書記官は、白髪交じりの痩せた初老の男性。
13時25分に、弁護人と被告人が、入廷する。二階堂直樹は保釈中らしく、刑務官に付き添われることなく、法廷外から入廷している。
被告人の二階堂直樹は、丸坊主であり、引き締まった体格だった。赤のストライプのネクタイ、黒スーツ。白いマスクをつけている。色は白め。マスクをかけた姿は、市川海老蔵に、やや似ているようにも思えた。傍聴席の方に少し目をやり、顔をしかめている。弁護人の隣に座る。背筋を伸ばし、硬い表情である。
弁護人は、髪がぼさぼさの、眼鏡をかけた中年男性。開廷前、書類に目を通している。
検察官は、前髪の長い青年と、眼鏡をかけた中年男性の二人。青年は、開廷前、書類に目を通している。
裁判官は、髪の短い中年男性。単独法廷なので、一名だけである。
13時30分に、二階堂直樹の論告弁論は開廷した。
裁判官『それでは開廷します。本日、予定通り、ご意見うかがうことでよろしいか』
論告が、弁護人に配られ、論告が開始される。
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