正月1月1日の元旦は四方拝だった
だんご院長です。
お正月も2日目、いかがお過ごしでしょうか?
午後から全国大学ラグビー選手権大会のセミファイナルがあります!
関西勢で唯一勝ち残っている京産大を応援していますが、
クォーターファイナルの戦いを見ていると、なかなか難しいでしょうねー。
手に汗握る好ゲームを期待しています!
さて、ボクは昨日、四方に向かって拝みました。
正月1月1日は元旦ですが、
大東亜戦争で負けるまでは四方拝と呼んでいました。
もちろん祝祭日でした。
ちなみに日本では、特に以下の4日を四大節と呼んで、
重要な祝祭日として大切にしていました。
1月1日の四方拝(現在は元旦)
2月11日の紀元節(現在は建国記念日)
4月29日の天長節(現在は昭和の日)
11月3日の明治節(現在は文化の日)
四方拝(しほうはい)とは、
毎年元日の早朝、宮中で天皇陛下が天地四方の神祇を拝する儀式で、
四方を拝し、年災消滅、五穀豊穣を祈るで宮中祭祀です。
1947(昭和22)年に、GHQによって廃止された後は、
皇室の私的な行事として、旧例に準拠して行われています。
儀式は、元日の午前5時30分に、
陛下が黄櫨染御袍(こうろぜんのごほう)と黄呼ばれる束帯を着用し、
皇居の宮中三殿の西側にある神嘉殿の南側の庭に設けられた
仮屋の中に入り、
伊勢神宮の皇大神宮・豊受大神宮の両宮に向かって拝礼した後、
続いて四方の諸神祇を拝します。
この時に陛下が拝する神々・天皇陵は、
伊勢神宮、天地地祇、神武天皇陵・先帝三代の各山陵、
武蔵国一宮(氷川神社)、山城国一宮(賀茂別雷神社と賀茂御祖神社)、
石清水八幡宮、熱田神宮、常陸国一宮(鹿島神宮)、
下総国一宮(香取神宮)と、いうことはですよ、
三重県伊勢市、天と地、奈良県橿原市、京都市伏見区、東京都八王子市、
京都市北区、左京区、さいたま市大宮区、京都府八幡市、名古屋市熱田区、
茨城県鹿嶋市、千葉県香取市に向かって拝するということですから、
大変なお勤めです。
それにしても、まだまだ行ったことがない神社、多いわぁー。
ボクの四方拝は普段着だし、全く過酷ではなくて、ゆる~いものですが、
家族、患者さんほか関わる人々の無病息災、そして商売繁盛を祈りました。
本日も最後まで読んでくださり憚りさんえ。