不気味な野菜

先日家でハンバーグを食べていたとき、付け合わせでにんじんグラッセのようなものがあった。僕はそれを食べながら、にんじんってなんか不気味だよなと思った。
僕は特段にんじんが嫌いではないので、不味いとは思わない。ただ、とんでもなく美味くて、好きかと言われたらそうではない。
にんじんの味はほんのり甘いのみだ。カレーに入っていれば消えてしまうくらいのレベルのほのかな味で不気味だと感じた。
 
僕はこれまでにんじんが大好物です or 野菜の中で一番好きですという人には会ったことが無い。
ネットで調べてみたところ、好きな野菜ランキングににんじんが入っていることは無かった。
なぜか3歳以下はにんじん好きの割合が多いが、年齢が上がるにつれ減っていくらしい。不気味である。確かに離乳食などにはにんじんが使われているイメージがあるが、なぜにんじんなのだろうか。
逆に嫌いな野菜ランキングには入っていることはあった。
僕の好きな騎手の武豊もにんじんが嫌いだ。馬の餌だと思ってしまっているためだ。
にもかかわらず、なぜか野菜ジュースではメインを担い、カレーや煮物、コンビニの野菜スティックにも入っていたりする。
 
以前『水曜日のダウンタウン』で勝俣州和ファン0人説という企画があったが、にんじんも実はそんな感じのように思えてくる。
なんだかんだテレビ(料理)に使われているけど、よく考えたらファンがいないという面白さと不気味さがじわじわ来てしまう。
 

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