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【岡田真虎 選手】王者への尊敬と、青く燃える闘志。半端な自分を捨て日本王座を目指す
岡田 真虎選手ってどんな人?
★日本ミニマム級1位
★OPBFミニマム級14位
★WBO Asia Pacificミニマム級15位
所属:JB SPORTS
生年月日:1994年4月2日 (30歳)
出身:岡山県倉敷市
デビュー:2016年11月15日
通算成績:15戦9勝(3KO)5敗1分
スタンス:左ボクサーファイター
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背水の陣で挑み、初のダウンを奪った長谷部戦。
ーー前戦の前は、3月の月間賞で新鋭賞を獲られた試合でしたが振り返られてどうですか?
「これでダメだったら辞めよう」という挑戦の気持ちで臨みました。
キャリアが格上の長谷部選手(長谷部守里選手:三迫)との対戦で、試合前は正直怖かったです。タイトル挑戦をしている選手と対戦することは初だったのでワクワク半分、負ける恐怖半分という感じでしたね。
でも、先輩から「相手を強いと思ったらその時点で負け。同じ人間なんだから勝手に相手を格上にするな」と言われて気が引き締まりました。
自分は、闘争心がなくなってしまった瞬間に面白くないタッチゲームみたいなボクシングをしてしまうんです。なので、「やってやるぞ!」みたいな相手を煽る気持ちを忘れず、闘争心を自分で上げるようにしていますね。長谷部選手との試合も闘争心全開で挑みました。
無事勝てた後は、周りがすごく喜んでくれて嬉しかったです。試合の3日前くらいに長谷部選手の日本ランクが1位に上がったので、ボクシングをあまり知らない人でも分かりやすい結果になったのかなと思っています。ランキングに入っていない人が日本ランク1位に勝ったんだみたいな…。
長谷部戦は、1Rで初めてダウンを奪えた試合だったんです。今までは腕を速く振れば良いとしか思っていなかったんですけど、拳を当てる場所をしっかり考えるようになってからスパーリングでも倒せるようになりました。その感覚を試合でも活かすことができたのが良かったですね。長谷部戦の後は、スパーリングを含めても倒せてはいないですけど今でも意識はしています。
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長谷部 守里(三迫)VS 岡田 真虎(JB SPORTS)
出典:ボクシングモバイル
尊敬する格上王者との試合にワクワクする挑戦者の中にみえる冷静さ
ーー今回の対戦試合の松本流星選手(帝拳)の印象をお聞きしたいです。
松本選手のことは、尊敬しているんです。小さい頃からボクシングを続けていたり、アマチュアでも全日本選手権で優勝したり…。ずっと上位にいることって大変なことじゃないですか。自分は、高校を中退したり何かをやり遂げた経験がないので、単純にすごいなと思っています。
技術面の話でいうと前戦、同じ興行のメインで戦われていて試合をリングサイドで観ていたんですけど「強い」の一言ですね。森選手(森且貴選手:大橋)の気持ちも強かったですけど、それ以上に松本選手の強さに圧倒されました。
スピードやテクニック、ディフェンスも全て松本選手の方が技術は上なのは分かっているんですけど、対峙することが今から楽しみなんです。格上の選手だとしても自分と対戦することは初めてじゃないですか。松本選手が初めての相手に対してどう対応して戦ってくるのかにワクワクしています。
ーー挑戦を楽しみといえる姿、強いですね…。試合のテーマは決めているのでしょうか?
「勝ってチャンピオンになる」ことですね。
長谷部戦から1年足らずで日本タイトル挑戦ができるなんて昔の自分からは思いもつかなかったので、今回の試合で必ず勝ってチャンピオンになりたいです。
技術面で上回っている部分はないので、地道にというよりかは倒さないと勝てないとは思っています。そのために新しいスタイルを取り入れて練習していますね。実戦練習などで吸収できたことを試合当日に出したいですね。
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長谷部 守里(三迫)VS 岡田 真虎(JB SPORTS)
出典:ボクシングモバイル
アジア王者の“あの選手”と幼馴染。
ーー藤田健児選手(帝拳)と幼馴染でいらっしゃるんですよね?
そうなんですよ。小学校は違ったんですけど、保育園と中学高校が一緒でした。
自分は高校生からボクシングを始めたんですけど、健児さんの実家のジムで習っていたんです。たまたま健児さんのお兄さんに最寄り駅で会った時に「体験に来てみなよ」と声を掛けてくださったことがきっかけでした。
健児さんの実家のジムは、空手以外にもキックボクシングなど色々やられていて、最初はキックボクシングをやろうと思っていたんです。でも、レッスンの見学をした時にローキックに耐える練習をひたすらして、足を引き摺りながら帰っている子達を見て、ボクシングに変えました…(笑)
自分は、部活とかも途中で辞めてしていたので、ボクシングを始めてやっと夢中になれるものを見つけられましたね。
健児さんは高校1年2年3年のインターハイで3連覇してて、当時から岡山県のスターでしたね。学生の頃は、健児さんのスタイルを見本にしてコピーしてました。今はコピーしていないんですけど、名残があるのか今でもたまに「藤田選手とスタイルが似てますね」と言われるんですよ。
コロナ禍の前は、健児さんと健児さんのお兄さんと3人でご飯に行っていました。今はあまり出かけることはないですけど、変わらず好きなボクサーの1人です。
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出典:ご本人提供
★U-NEXTでの視聴はこちらから
2月1日(土)17時35分配信開始 17時45分試合開始
https://video.unext.jp/livedetail/LIV0000007880