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超過酷なボクサーの減量方法、公開します。(ダイエットへの活かし方も)

今日は、みなさんからよく質問される
「ボクサーって、なんであんなに減量がんばってるの?」
「ぶっちゃけ、減量ってどんだけきついの?」
という質問に答えていきます。

我々DANGANは、試合をプロモートしていく中でいつもたくさんのボクシング選手と接していますが、減量中のボクサーの気迫は鬼気迫るものがあります。

ダイエットの参考になるような考え方もあるので、是非参考にしてみてください。
※もちろん、身体に無理のないレベルで…!

そもそも、どうしてあんなに減量してるの?

ボクシングは階級制のスポーツなので、全17階級の中から自分の体重に適した階級を選びます。
実は、ボクシングの試合において体重はとても重要。1階級変わるだけで、パンチの重さや、パンチを受けた時の耐久力が大きく変わるのです。そのため多くの選手が、できることなら低い階級に出てより有利に試合をしたい、と考えているのです。

しかし体重を落とせるだけ落として、階級を下げればいいわけではありません。
当然、計量の翌日には試合があるので、そこでベストなパフォーマンスができる身体に仕上げなければならないのです。
さらに計量に失敗してしまうと、試合そのものが行われなかったり、タイトル獲得にならなかったりと試合が壊れてしまうことに。

つまり、試合に一番適した身体作りができて、試合運びが有利になる階級を選ぶことが理想ということです。

1週間で4キロ落とす選手も…

では、選手は階級に合わせるためにどれくらいの期間でどれだけ体重を落としているのでしょうか。
ダイエットに取り組む人にとっても気になるトピックですね。

試合が決まるのはリングに上がる日から約2〜3ヶ月前が多いそう。
試合が決まると、普段のトレーニングや食生活から試合に向けた内容へと変えていきます。そして試合の1ヶ月前から減量期間として、さらに過酷な食事制限や減量方法で急激に体重を落として計量に臨みます。

試合が決まってから計量までの期間で、10キロほど落とす選手も!
どれだけ過酷なことなのかがわかりますよね。

基本的には減量期間に入るまでは、トレーニングの強度が増すことで自然と体重が減っていくくらいの緩やかな落とし方をしているそうです。本格的な減量が始まるのは試合の1ヶ月前から。そこからは食事の内容も大きく変わり、脂肪を取らず、タンパク質や栄養価の高い食事へと切り替えた減量メニューになります。ちなみに、和食が多いみたいです。

さらに計量の1週間前からはさらに過酷な減量へと移ります。
食事はもちろん、水分の摂り方を変える選手も多く、計量の3日前からは絶食している選手も。

多くの選手が、代謝で落ちるグラム数や、飲み水で摂取するグラム数を厳密に計算し、逆算しながら減量を進めます。

そして、中でも過酷な減量法に「水抜き」があります。

絶対真似禁止!究極の減量「水抜き」

規定体重までゆるやかに落としていく選手もいれば、残りの1日で2、3キロ一気に落とす「水抜き」という方法で減量する選手も。
この方法は非常に難しく、筋肉量や脂肪の量など、普段の身体づくりも成功のキーとなる過酷な減量法なので、みなさんは絶対に真似しないでください。

水抜きとは、計量の前日に一切水を飲まず、サウナやランニングで身体から一気に水分を抜く方法。
時には脱水症状で、意識障害やけいれんなどひどい体調不良を起こしてしまう選手がいることから、賛否両論ある方法でもあります。
多くの知識と、トレーナーや栄養士などチームの協力のもと行われている方法です。

減量は、計量日までに規定の体重を満たせているだけでなく、翌日の試合でベストパフォーマンスを発揮できることが何より重要。ですので、過度の減量や過激な方法で体調を崩してしまわないように、自分の身体と相談し、チームと協力しながら進めることが大切です。

どの選手もリングの上で一番輝けるコンディションを作っています!

食べずにイライラしないのか?気になるメンタル面の不調

ダイエットをしていると、食べられないことにイライラしてしまうことも多いですよね。
それはボクサーも同じ。過酷なトレーニング、食事制限、試合へのプレッシャーで、試合前の選手はかなりハードな日々を送っています。もちろんそのストレスは筆舌に尽くし難いでしょう。

しかし多くの選手が、家族やトレーナーの支えの中で、試合で結果を残すことに集中し、努力を重ねて乗り越えています。
ボクサーたちは、大きな責任と夢を背負ってリングに上がっています。

ダイエットへの取り入れ方。

多くの方がお気づきの通り、ボクシングの減量方法は、とても素人に真似できるようなものではありません、専門の方のサポートがないと危険な方法です。

ですが、ボクサーやトレーナーが掲げる“考え方”は私たちが普段の生活の中でダイエットをするときに、有意義に取り入れられるものもたくさんあります。

実際に色々な人の話を聞く中で、

・試合の日を設定するように、明確なゴールを設定すること
・トレーナーやサポーターのように応援してくれる人がいること
・計量のように、結果や進捗を報告できる環境があること
・トレーナーや栄養士のように、サポートしてくれる人がいること

が重要なのではないかと私は思っています。

このボクシングに基づいたダイエットの考え方はまさに、健康的に、一歩ずつ確実に結果を出せる考え方ですよね。

例えば
「◯日に海に行って水着になるから、それまでに◯キロ痩せる」
など具体的な目標を立て、それを家族や友人に報告して応援してもらいながら、時にはパーソナルトレーニングや動画コンテンツで知識を高めて実行する。というプランが立てられます。

これを読んでボクシングを見てみたいと思った方へ

このように試合の前の背景を知ると、リングの上にいる選手が余計に輝いて見えます。
リングに上がり、試合でパフォーマンスが発揮されているのは、実は当たり前のことではないのです。

これだけの壮絶な努力があって、さらにそこに多くの人の熱意が乗ることで試合が開催されています。

DANGANではそんな熱いボクサーの試合をジムの垣根なくプロデュースしています。
ボクシングを観たいと思ってくださった方はこちら


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