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続けるのは難しい、でも…

一昨日、1週間の出張から昨日帰ってきました。
帰ってきたら、次女はコロナに感染していて、夫は、大腸検査でポリープが見つかったとのこと。

お腹の調子もあまりよくないと言う次女に、おかゆを作ってあげたら、ペロリと平らげてその後は、落ち着いているようでした。

「お前はいつも元気や。しかもよく食べる」
と、夫は私の食べっぷりを見て、呆れたように言いますか、食欲と元気が1番大事です。

家族が体調を崩しても、母、父、義母の介護をしていたときも、私は元気で乗り切るようにしてきました。


人のケアをするためには、まず、自分自身のケアをしておかなければいけません。

考えてみれば、講師として独立して31年。
そのうちの25年は、ほとんど切れ目なく、子育て、看病、介護に携わりながら、仕事をしてきました。

何かが起こると、どう対処すればよいか、私の頭の中で対処のシュミレーションが動き始めます。

家族が動揺したり、混乱しても落ちついて、現状と向き合えるようになりました。

不謹慎かもしれませんが、ワクワクすることもあります。

現状の厳しさや理不尽なことも、たくさん経験してきました。
しかし、
仕事に思う存分取り組んでいるだけでは得られないことを、たくさん経験して、そこから大切なことを学び、知恵をつけることができたと思っています。

才能もないのに、書くんがえらいやろ。やめたらそこで終わりや。続けるんが、一番難しいねん。

これは、朝ドラ「ブギウギ」で、主人公のスズ子に父が語った言葉です。

この言葉を聞いて、31年前のことを思い出しました。

研修講師になりたい!という思いひとつで、会社を飛び出したものの、出産、母の看病、Uターン、父の世話、実家の手伝い、義母との同居…。私の前に次々と壁が立ちはだかりました。
社内講師を数年務めていただけでは通用しない現実の厳しさも痛感していましたが、なかなか苦手なことを克服することができませんでした。

ゼロからのスタートどころか、マイナスからのスタートでした。
八方塞がりな状態で決意したことがありました。

いつまでこんなことが続くんだろう?
と見えないことに不安を抱えるより、今にしっかり向き合って、できることを一つずつ増やしていこう。
得意なことに取り組むより、出来ないことができるようになれば、変化や進化し続ける。私にはたくさん伸びしろがある!


それが、わたしの編み出した続け方であり、現在の私がいます。

自分の人生、私が主役。
唯一、主役が務められるステージなのですから、どんな時も、どんなことも愉しんで過ごしたいですから!


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