研修記録 4月6日(その1)
今日は6時間の合同新入社員研修。いろんな感動的な場面がたくさんありすぎて、その感激が収まりません。本当に今日は嬉しい1日でした。
今日担当した研修のテーマは「マナー強化プラス」。これから営業やオフィスワーク、接客に携わる新入社員の方を対象にした実習中心の研修です。
名刺交換、来客応対、電話応対、そして最後はその総合演習と発表。講義はポイント解説とフィードバックだけという6時間の研修でした。
営業や接客に携わると言っても、ほぼ全員、名刺交換も来客・電話応対も今日初めて体験することばかり。最初は超がつくほどぎこちなかった振る舞いや受け答えが、最後はベテランの担当者のように自然でハキハキと行えるようになっていました。
振る舞いや受け答えだけでなく、隣は他社の新入社員の方でほぼ初対面。でも、ずっと一緒に実習を続けていると、休憩中もスマホを見る人はほとんどいなくて、みんな実習相手の話を聞き合ったり、実習の振り返りを行っていました。
一人一人のそんな関わりが、研修の後半には、会場全体を一体感のある雰囲気に変えていました。
これが対面研修の良さですね。場の空気が変わるのをみんな肌で感じることが出来るのは本当に嬉しくてモチベーションが上がります。
総合演習の発表は、研修の中で取り組んだ内容を盛り込み「ある企業の日常」をチームで再現していただきました。
一人一人が、ただ自分の役割を演じているのではなく、お互いの動きを見ながらタイミングをみて接していて、見ている方たちから「会社の風景そのもので、とても自然な振る舞いでした!」のようなコメントがたくさん出ていました。
すべての実習が終わったあとの振り返りの時間では、みんなが満面の笑みで、お互いを称え合い、そのたびに軽い会釈や「ありがとう」の言葉が拍手があちこちから聞こえていました。達成感や充実感をたくさん味わっているのがわかります。でも、これだけでは終われない!
今日実習で使ったお手製の名刺の裏に、ペアを組んだ相手へのメッセージを書いて、最後にもう一度名刺交換。座って裏を向けてメッセージを読んでいる皆の笑顔がさらに輝いていました。
研修終了後は、まだいろいろ知りたい、聞きたい方たちが私のところに集まってきてくださって、質問をしたり感想を直接伝えてくださって、本当に名残惜しく感じました。事務局の方も「今年初の試みだったのですが、期待をはるかに上回る成果で、皆さんの成長ぶりが素晴らしく感動しました!」とおっしゃっていました。(つづく)