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『自分軸』が全ての判断基準になる

先週末は、仕事場の掃除と書類の整理に励んでいました。資料を見ながら、今年の仕事の内容を振り返り、来年の予定を見ながら、必要ない資料や書籍は処分したり、別室の書棚に移動しました。

毎年、家族がくつろいでいるのを尻目に、年末年始を使って一人せっせと行っている作業です。今年はこんなに早いタイミングで行えて大満足です。

年間の仕事がほぼ決まっていて、スポット的な仕事を受けていません。
ありがたいことに、来年も、長く関わっているお客様の研修が横展開したり、ご紹介いただいたお客様の研修を年間を通じて担当させていただくことが決まっています。
お声がけいただいたお仕事を丁寧に取り組み、期待に応えることを大切にしたいと思っています。

取り組む、残す、捨てる、

集う、離れる、関わらない

全て自分の軸(自分自身の在り方や方向性)が判断の基準になっています。

よく、「自分軸=講師軸を持つ」と言うことを耳にしますが、自分軸はプロフィールを書くためだけでも、仕事のためだけでもありません。

仕事もプライベートにも共通している、自分自身の在り方であり、自分の身体を支えている背骨のようなものです。
やり方だけにしか目が向いていない人は、「このときは、こうする」「こういうときは~してはいけない」と言うことばかりに目が向いています。

判断の基準を持っていないと、
「必要かもしれない」
「とりあえず手に入れておこう」
「この人が言うことだから確かだ」

という気持ちで、何でもかんでも取り込んでしまいます。
そして、取り込んだものをどのように使ってよいかわからないし、どれもよい、どれも大切と思って優先順位がつけられなくなり、「もっと必要なものがあるんじゃないか?」と、新たなやり方に飛びついて混乱を大きくしてしまいます。

「成功した人の真似をすればいい」と言いますが、やり方だけに目を向けて真似をしても、取り組んでいる自分自身、しっくりきているか、納得して取り組んでいるのかは、疑わしいです。

やりながら考えればよい」とも言いますが、軸が定まっていないと、思い付きや場当たり的な考えに留まってしまいます。

「皆がやっているから大丈夫」というのも、同じように軸のない人同士の集まりなら、表面しか見えていないので本当に大丈夫なのか?定かではありません。

楽しむことは大事ですが、自分が何者で、何のために、どこを向いて歩んでいきたいのか?を明確していなければ、ただ楽しいだけで終わってしまいます。
それに、快感や危機感は長く続きません。当たり前になってくるとマンネリ化してしまいます。

やりたいこと、目指したいこと、必要なもの、不要なもの…。
頭の中には様々な思いが渦巻いています。
それらは、すべて自分の中にある考えや思いですから、否定する必要はありません。

しかし、頭の中にあるままでは整理することは難しいのです。考えや思いを書き出してみるのは大事なことです。


上の3冊のノートは、3年前にプロフィールを考えるときに使ったノートです。自分に問いかけ、その問いにピッタリの言葉を、書き殴って 書き殴って、プロフィールを完成させました。おかげで、それ以降は、迷いを払しょくして仕事に取り組んでいます。


事業プランも、お客様の改善提案も、これからの目標ややりたいことも、2冊のノートにメモしながらまとめていきました。

考えは紙の上でしかまとまりません。
一見、手間で面倒な作業に見えますが、作業を終えると頭の中はクリアでワクワクします。パソコンのように、入力するだけの作業では味わえない感覚です。

忙しいとか 時間がないとか、本業ではないとか言っても、それを選んだのは自分自身です。

そう思わなくていいように、まずは自分の軸をしっかり立ててただしい選択や判断ができるようにすることが大事です。

今年の手帳も、あと10日あまりです。今年も毎日がワクワクの連続でした。
そして、2024年は、さらにワクワクする1年になりそうです。

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