3つの言葉が会話の印象をグッとよくする
おはようございます。今朝は4時に起きて、山口へ。電車、新幹線、電車、タクシーを乗り継いでお客様のところに向かっています。
お客様のご要望にお応えして、様々なテーマや内容の研修を行っています。担当している内容に限らず、よくご相談を受けるのは、言葉遣いです。
こういうときは、どう言えばよいか?
お客様以上に、社内の言葉遣いが難しい。
敬語がわかっていないので、うまく話せない。
咄嗟に言葉が出てこない。 など
内容は様々です。
言葉遣いは、筋トレと同じで、日々のやり取りを大切にしながら磨いていくもの。そして、わからなかっり不安だったら、辞書などで調べることです。
しかし、対面でのやり取りの機会が減り、短文や単語だけのやり取りばかりしていると、退化していきます。
確かに、敬語やより感じよい表現は大切です。しかし、それ以上に大切なのに、意外にできていないことが3つあります。
私は、この3つを気をつけたり、実践すると、やり取りがスムーズで、感じ良くなるので、研修で必ず実践をご提案しています。
ます、一つ目は、
基本は「です」「ます」でハキハキ話す
話す目的は、伝えたい内容が、相手にしっかり伝わることです。いくつものことをダラダラと話すと、相手に伝えたい内容が届きません。
自信がないときほど語尾は弱々しくなります。
語尾に締まりがなかったり、聞こえにくいと、聞いている人をイライラさせます。
「けれども」で続けない
ダラダラ話している原因で1番多いのが、言い切らずに「けれども」で続けていることです。
自分自身は、一つの内容を伝えているつもりでも、聞いている人には、完結しているようには感じられません。
亡くなった義母がよく「けれどもが3つ続いたら、アウトやわ。もう全体の内容が理解できんようになる」と話していました。
対面ではそれほど気になりませんが、テレビや動画だと、かなり気になります。アナウンサーや司会の方も意外に多く耳障りです。
クセになっているのなら、改善したほうがいいです。
「ありがとう」「すみません」「お願いします」を正確に遣う
3つはあいさつ言葉ですが、あいさつとしてではなく、会話の中でもリアクションとして使いこなせているかどうかが大切です。
会話がスムーズな人は、相手の話した内容をしっかり理解し、この言葉をあいづち代りに遣っています。
「ありがとう」を必要以上に連呼したり、「すみません」と「ありがとう」を混同して使わないこと。相手を気遣う大切な言葉だからこそ、やり取りの内容をしっかり受け止め、理解した上で最適な言葉を選ぶ。
このリアクションが、やり取りの印象を決定づけると言っても過言ではありません。
難解な敬語や言葉の選び方を身につける前に、この3つを使いこなせているかどうか?
表現力を磨くのは、まずそこからだと思っています。
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