溺れるか?泳ぎ回るか?

昨日はお世話になっている日本プロフェッショナル講師協会™の新人歓迎オンライ飲み会(ZOOOM)でした。参加者は130名あまり。

代表の須子はるかさんから、

・「新時代に生き残る講師 5類型」についてのご説明
・会員さんによるパネルディスカッション
・協会のサブコミュニティの紹介

が行われた後、4~5名に分かれてブレイクアウトルームで、交流会を2回行いました。
「飲み会」と名前はついていますが、とても学び多い時間で、あっという間の2時間でした。
今回の飲み会は2回目です。でも、同じ会を複数回開催しても、その都度、異なった情報や最新の情報を提供してくださったり、人数が多くなっても手際よく会を進行してくださっています。会の内容以上に、須子はるかさんや、事務局の皆様の運営のしかたがとても勉強になっています。

私たち講師のために、貴重な情報を提供してくださり、本当にありがとうございます。

本や雑誌、新聞、テレビなどから得る情報以上に、WEBを介しての情報は、洪水のように押し寄せてきます。
たとえば、ネットで商品を購入する際に登録した途端、毎日のようにメルマガという名の宣伝メールが送られてきますよね。
全部読まずにゴミ箱行きか、登録する際に「メルマガ購読をしない」にしておかないと、大変なことになってしまいます。

しかし、自分の仕事に関係するメールや登録したメルマガ、WEBサイト、SNSとなると、そうはいきません。

・毎日のように情報が送られてくる。
・情報が多すぎて、1つ1つ目を通す時間がない。
・時間があるときにチェックしようと思うと、いつの間にか膨れ上がっている。
・必要な情報を見ようと思っても、探すのに時間がかかる。
・そもそも、自分に全て必要な情報かどうかもわからない。

発信者側が、ルールと情報量を決めて提供することも必要ですが、不特定多数の人に発信しているわけですから、提供する側のコントロールにも限界があります。

大量の情報の中で溺れてしまうか、必要な量の中でスイスイ泳ぎ回るかは、情報を受け取る側のコントロールにかかっています。
私は、まず、自分の目的を明確にして情報の取捨選択をしています。

何の目的で、どのような情報を選ぶか?
「何の目的で」というのは、私は、研修や改善指導を、誰のために、何の目的で、どうなってほしいから行っているのか?を明確にしているということです。

これに関連する情報は、時間を作って目を通し、大切な内容は記録を取り、いつ、記録を取ったかを明記しています。
読むだけでは、次々と新しい情報に上書きされてしまいます。
頭は記憶するものではなく、考えるために使うものです。

パソコンやタブレットを立ち上げて、記録した内容を探すより、書き方のルールを決めて手帳に書いておけば、確認作業は1分もかかりません。
原始的な作業と思われるかもしれませんが、手帳・ノートは情報を整理する上で最強のツールです。

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これは、2020年の手帳です。使い始めて5カ月しかたっていません。

コロナの影響で自宅にいることが増えた分、動画やZOOMなどのセミナーで情報を入手することも増えています。今まで以上に情報を取捨選択する力は求められています。

✔目的を明確にして情報を取捨選択すること。
✔インプットしたものは、その日のうちに必ずアウトプットしておくこと。
✔情報量のコントロールが難しい場合はインプットする量を調整すること。

この3つが出来るようになることで、自分自身の目指すゴールに向かって、必要量の栄養を摂取しながら、スイスイ泳ぐことができると考えています。

#情報のコントロール
#手帳 #メモ #ノート


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