ムスメは「思考コブ」少女だった
ご縁をいただきありがとうございます。
前回の続きです。
「カウンセリングを受けたい」と言いだしたムスメ。
初回のカウンセリング。
色々と聞かれると、左手の拳をギュッと胸の前にもってくる仕草を見せる。
その仕草に対して・・・。
「そのギュッとするのは、とても大切だよ」と声をかけてくださるカウンセラーさん。
言葉で表現するというアウトプットがうまく出来ないムスメ。
「いまの気持ちというか、絵で表現できるかな?」
「こんな感じ?」とホワイトボードにイメージをかいてくださる。
カウンセラーさんが書いた絵は、一本の線がからまっているような感じ。
それを見てムスメがイメージをホワイトボードに描く。
何本かの糸が、からまってコブになってしまっているような絵。
この絵の表現について、ひとつひとつ確認していく。
『いろいろと考えていることがあるけれど、それがぐしゃぐしゃとからまってコブになっている』という感じらしい。
『考えすぎてしまう』ようだ。
「今日、話してみて、また、ここで話をしてみたいと思ってくれたかな」
うなずくムスメ。
とりあえず、「通いたい」と思ってくれたことにホッとする私。
しばらく、二人で一緒に、カウンセリングを受けることになった。
続きます。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
またご縁がありますように。