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父の転院その1(備忘録その9)
ご縁をいただきありがとうございます。
備忘録的に綴ります。
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転院するにあたり、概ね指定された時間に病院へ。
精算したり、クスリを受け取ったり。
概算金額について連絡くれるって言ってたけど、結局連絡なかったな。
用意したお金で足りてよかった。
他に担当の看護師さんから転院先に渡す書類など渡される。
こちらからは、退院にあたっての着替えをすんなり渡す予定だったのだが・・・。
ここで、ちょっとすんなりいかず。
道すがら、身内に着替えを持ってくるように頼んだら、
超テキトーに持ってきた。
洗った洗濯物が入っていたカゴをそのままとりあえず持ってきたらしい。
上衣、ズボン、下着、靴下、防寒着をそろえて持ってきてと、
LINEで、伝えておいたのにも関わらず、だ。
(なぜ確認して持ってこないのか意味わからん)と心の中で思いながら、
上衣やズボンなど、一式そろえるべくカゴを探る。
あたふたしている私たちを苦笑しながらみている看護師さん。
靴下なんて柄が違うのが片っぽずつしか入っていなかった。
「無いよりましだし、良く見りゃオシャレだよ。じゃ、これで」
と看護師さんに一式渡す。
そして、着替えた父が車いすに乗せられやってきた。
私が携帯電話を持ち歩きやすいように100均で買った肩掛けミニバックを首からかけていて、ちょっと可愛らしい。
テレビカードもその中に入っていて、看護師さんが精算するところを案内してくれる。
買うときは、札だったけど、精算はすべて小銭。
およそ、3千円くらいがすべて100円と10円玉に。
看護師さんが申し訳なさそうに「すいません」と伝えてきたが、
私は、逆に笑えてしまった。
急に小金持ちになった私。ずっしり。
お礼をのべて、看護師さんと別れる。
そこから先は、自分たちで車に乗せたり。
父は、杖が無いのが不安だったらしく、私の車の中に杖があるのを見て
嬉しかったらしい。
道中の車の中で
「杖が車の中にあって、すごくうれしかった」
「今日は朝から、ワクワクしていた」
と、なんとなくゴキゲン。
家に帰れると思っているのかもと思うと、
ちょっと胸が痛んだ。
(つづく・・・)
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ここまで読んでいただきありがとうございます。
またご縁がありますように。
また、どなたかの参考となりますように。