正しく知ることの大切さ(備忘録7)
ご縁をいただきありがとうございます。
備忘録的に綴ります。
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認知症サポーターの講習を受けた。
奇しくも、何かの役に立つかも~と、軽く2ヶ月近く前に申し込んだ講座が、
まさに今、役立つとは、夢にも思わなかった。
認知症について。
どんなイメージを持っていたかというと・・・
色々がわからなくなったり、徘徊したり・・・
ほとんどの人がそうなるのかと思っていた。
何もできなくなってしまうと勝手に思っていた。
講習を受けて、いろいろな認知症のタイプがあることを知った。
できることとできないことが、それぞれの認知症で異なることも知った。
「紙に書いて伝える」ことが有効だということを知った。
(覚えられないことに対する支援)
『正しく知っていなかった』ということがわかった。
内容について、まさに私が今知るべきことや、知って良かったことが盛りだくさんだった。
2か月前の私に、「グッジョブ!」と声をかけてあげたい。
講師の方に、講習会終了後、父のことで不安に感じていることなどを聞いてみた。
『高齢者は、急に慣れない場所(入院とか)におかれるとせん妄をおこすことがある』
『せん妄を少しでも軽減させるために、慣れたモノを身近においてあげると良い(置き時計、カレンダー、家族の写真などなど)』
『口頭で伝えるよりも、紙に書いて渡しておくと良い』(看護師さんから、ムスメさんの書いたメモでもこうなっているよと伝えてもらえば安心する)
といったアドバイスなどをいただけた。
こういうことを聞きたかった。
今いる病院では、聞いても、あまり的確な説明などを得ることができていなかった。
少しでも、患者や家族の気持ちが安定できるようにアドバイスしてもらいたかったけど、それは、ただのワガママなのだろうか。
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自分も、最近、物忘れがひどくなってきて、認知症なのかもと不安に思うことがあった。
でも、上手に付き合っていくことが大切なのだと思えた。
それは、講習会で配布された、表紙に「もしも」と書かれた冊子を読んだから(まだ、パラパラとしか読めていないが・・・)
印象に残った、その冊子の中の文章を引用させていただく
『認知症という病気は私たちの人生の一部』
『相当進行するまで、あなたの生活にとって重要な能力は失われることはない』
『認知症と加齢によるもの忘れは、明確に区別できるものではない。すべてあなたの人生の連続の中にある』
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ここまで読んでいただきありがとうございます。
どなたかの参考となりますように。
そして、またご縁がありますように。