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マルセル 靴をはいた小さな貝 感想

ネタバレなし感想

たしか映画館のcmで見て、「わー面白そう!」って思っていた映画です。ひっそりプライムビデオにあったので、見てみました。

実写+ストップモーションアニメで、小さな貝と、その子を撮影する人のお話です。
とてもいい映画でした!可愛らしくて、心に残る映画。マルセルも、ちょっとした小物たちも可愛い。音楽も良かったです。

以下、ネタバレありの感想です。




視聴前に思っていたのと違って、割ときつい話でした。最後はちゃんとハッピーエンドで良かったです!

マルセルが純真で、時々哲学的。はちみつかな、足をベタベタにして壁を歩くシーン好き。車で酔っちゃうの可愛い。パンに挟まって寝るの可愛い。ボールで移動するの可愛い。ひたすら可愛い。

車で出かける時、おばあちゃん貝にザルを被せようってなったら「今すぐ出して」って言われる所は可笑しかったです。テレビ番組のオファーがあって、でもマルセルは「おばあちゃんが元気にならないと出ない」って言う。それでおばあちゃんが元気な風を装うのが、見ていてしんどかった。そのあとテレビ撮影後行方不明になって、結局……この辺はほんとつらい。
そのあと、虫がそっとマルセルの側にいるシーンが良い。

テレビ番組のおかげで昔の家族達、コミュニティの仲間に会えてよかった。
(すごい沢山いて笑いました)

ラスト、仲間大勢といるのもちょっと疲れる、みたいな事言って、1人で窓辺にいるシーン良かった。この辺哲学的で、感動しました。

ハエトリグモ3匹(親子?)が可愛い。好き。

ディーンはただ撮影するだけで、自分を出さないのはなんだかなぁ。彼女と別れたっぽい?感じ。最後では明るい感じになってて、マルセルとの関わりでちょっと変わったのかなと思う。

木に登って撮っていたら、木の持ち主に注意されるの笑いました。
マルセルが横にいて、ディーンがテレビの取材に応えるシーン、なんだか良かった。「あれ?もしかして実際にあった話?」と思いました。
視聴後調べたら、そんな感じみたいです。
ディーンは監督本人なんですね!グッとくるなぁ〜。

ただマルセル可愛いだけじゃなく、とてもいい映画でした!



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