将棋のどヘタな藤井聡太君は、もうやめた
先の先の先の先の手まで読む人生。その先には、なにもないのに。
私は、ティーンのころからずーっと、自分の言動、相手の反応の、先の先の先の先の先…までを頭で徹底的にシミュレーションしてしまい、
「こう言って、こう行動してこう思われたらどうしよう」
「どうせこうしても嫌な風に思われるだけだから、やめておこう」
と、自分の考えで自分を全力でがんじがらめにしてしまっていたところがありました。
それは、さながら、将棋のどヘタな藤井聡太君のような人生だったと思います。
(ファンの方、勝手に名前を出してゴメンナサイ!)
その先にはなんにもなくても、頭が勝手に、考えずにはいられなかったんです。
「考えすぎる脳」は、思ったよりも身体まで疲れさせてた
実験心理学のことをたくさん考えるようになってから、初めて実感したのですが、脳も立派な内臓であり、エネルギーを使う器官であり、そんな暮らしは、思ったよりも私の身体まで疲れさせていたようでした。
調子の悪い時は、仕事の休日なんか、1日中身体を縦にしておくのも厳しい。そんな日もたくさんありました。
あとは病的な、「先延ばし癖」。
それで痛い目を見たこと、損したことは、数え切れません。
でもそれは加齢や自分の生まれ持った発達特性のせいであって、仕方ないんだ、治療をするなら、それなりの覚悟も必要なんだと思ってきました。(発達特性は、まだ疑ってもいますが。)
そんな生活のなか、ふとしたことから別の目的で行ってみた病院で、自分では思ってもなかった斜め上の病名がつき。
最初は半信半疑で薬でコントロールし始めてからというもの、ガラッといい方向に生活が変わってきました。
そして、今
今は、もう、考えても「先」くらいまでで止まっています。
どヘタな将棋を指すことは、もうなくなりました。
そうすると、自分自身もだいぶ生きやすくなりましたし、色んなことの歯車が上手く回りはじめました。
ずっと(リアルでは)孤独に卒業していくんだろうと思っていた放送大学でも、まさかの、新しい楽しい人達との出会いにも恵まれはじめました。
先延ばし癖も、まだ完全とは言えませんが、だいぶ改善して、病的なレベルとはもういえなくなってきました。
この私に、毎朝鼻歌を歌いながら家じゅうにクイックルワイパーをかける生活がやってくるなんて、思いもしませんでした。
このお話は、ちょっと、レポートやらいろんなことが片付いてひと息つけたら、真剣に記事にしたいと思っています。
同じように自分をがんじがらめにしてしまって苦しんでいる人に、読んでもらいたいからです。
(かなりセンシティブな個人情報に関わることで、病院名も出したりするかもしれないので、こればっかりは少額でも有料にするかもしれません。ごめんなさい。リアルやTwitterで繋がっているかたには、そっと耳打ちしてもらえれば、惜しみなくお伝えしますし、決して宗教やなにかのセールスとかじゃありませんので、お気軽に!)
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