わからないことだらけ。
ADHDという診断を受けて、
そうらしいよ、と一通り周りと共有して。
だいたいの反応が
「そんな、、、かわいそうにね、お母さんつらかったでしょ」
・・・え。なんで????
びっくりしたのが
「それって手帳もらうんでしょ?テーマパークとか優待あるんでしょ?」
・・・え?そうなの????
手帳??はて??
調べてみました。「療育手帳」
ほー。そんなのがあるんだ。
え!ねずみの国の入場料すっごい安くなるんだ?!
え!!うちの子はそんなすごい手帳もらえるの?!
診断書が郵送で届き、翌朝一番に役所に持っていった。
待つ時間に、病院から受け取った資料に改めて目を通す。
「受給者証を受け取り・・・」
え?「じゅきゅうしゃしょう」???
どうやら申請に来たのは「手帳」というものではなく
「証」というものらしい。。
そんなところから私はこの「発達障害」「療育」というものを知らない。
時間があったので少しネットで調べてみる。
「療育手帳」は、
ざっくり言うと発達の遅れとともに知的障害を伴う際、その判定テストのランク?によって受け取る手帳らしい。
その判定テストを受けるのは児童相談所??
・・・そっか、病院ではないのか。。
(ざっくりすぎて正直よく覚えてないので参考にしないでください)
今回申請に来たのは「受給者証」といって、
「療育を受ける必要がある」と判断される際にその費用が免除?(受給?)されるために認定をうけ発行されるもの。・・・・ってことかな。
で、うちの子は、
「ADHDで、発達支援サービスを受けることが望ましい」という診断書が出たので、それが証明となり、「受給者証」が発行される
というもの。らしい。
たしかにうちの子の場合は、おそらく知的障害はないだろう。
受け答えるし、会話のキャッチボールは年相応であると思える。
ただ、自分の話したいタイミングに話したいのが厄介というだけで。。
「お母さん、かわいそうに。大丈夫?」
と聞かれる意味が正直あまり理解ができなくて。
ちょっと視点を変えてみる。
まぁ体がだるいけど、年相応のものだよね、って思いつつ
なんとなく病院に行ったら
「それは病気です。緩和する方法を一緒に探していきましょう」と言われたら、それはかわいそうだろうか?
「なんかだるい」のが、「病気」なら
治す方法があるかもしれない。
治せなくても、緩和ならできるかもしれない。
緩和できなくても、理解して対処する方法が探せるかもしれない。
ここまでうまく対応できなくて苦しかったよね、
これからは一緒に対処方法を考え、見つけていきましょう。
ADHDの場合、
そういう受け取り方ができるものではないだろうか。
今回医者から言われたことは、
末期がんの宣告でもなんでもない。
子供の「うまくやれない」が、
実は脳の不具合によるものだったことがわかった。
本人のわがままでもないし、誰のせいでもなかったんだね。
そんなふうに思ったら、「むしろよかった」と思った自分がいた。
時々、言われることがある。
「お母さんがもっと育児に携わっていれば」
私はとにかくワンオペなので、週6で預かり対応をいれてもらっている。
それによる、愛情不足があるのではと言われたこともある。
そうは言われても、仕事をやすめば収入が減る。
単純に、ごはんが食べられなく。それは困るからわたしは働くさ。
ようやく一歩、ほんの一歩歩き始めた「療育」
次は施設への登録。
わからないことだらけで、
さて次はどうなることか。。
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