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カフェ入店から席選びまでの一瞬の判断|苦手なものの雑記



俺はけっこう優柔不断のきらいがあって、だいたいの判断を妥協で決着させている節がある。
永遠に悩んでしまうからもうこれでいいや!と投げやりに決めた結果、上手いこと自分自身を満足させられる事もあるが当然失敗も多い。

特に失敗率が高い場面として思いつくのは「カフェの席選び」だ。

カフェを利用する目的として個人的にいちばん大きいのは”一息つきたい”ということ。
俺はよく映画終わりにカフェに寄るのだけど、小腹も満たしながらコーヒー飲んで映画の感想をみて食後にコーヒーをおかわりしながらゆっくり本を読む、みたいな幸せのマルチタスクをするのが大好きでこの時間が生活の中でも最上級に位置する。
そんな貴重な時間の充実度を左右するのが席選びだ。

俺は出来れば端っこがいい。壁と隣接している席、あるいは仕切りが両側にあるような席でも良い。横に人が居ないこともそうだけど背後に人が居ないというのもだいぶポイントが高い。

よく行くカフェは昼時以外はそこまで混雑しているわけではないからそういった席に座れる確率は低くはないのだけど、問題なのは店員さんの「いらっしゃいませ」の案内から座るべき席に向かうまでの猶予があまりに短すぎるということだ。

店員さんに会釈を交わしてからだいたい2秒以内に店内全体の席配置を把握し、歩を進めなければならない。

優柔不断にとってはたまらない短さ。
正直いって毎回勘で進んでいる。というのも俺にとってのちょうど良い席というのはさっきも言ったように端の方にあって、店内の構造上そこを視認するには入り口から少し進んで覗き込まなきゃならないのだ。そうするともう引き返すのは難しい。一度確認してお目当ての席が埋まっていたとしてもその周辺の適当な席に座らなければならない。
そこから他の優良席まで移動するには席選びの歩行のストロークにしてはあまりに長すぎるからだ。
おまけに俺は毎回「席は全然どこでもいいっすよー」という態度で入店するので、座るまでに店内を右往左往していたら尚更厳しい状況になる。

今から一息落ち着こうとするのに席に着くまでに脂汗をかいてしまっては本末転倒もいいとこだ。

だから勘で進んで行くしかない。

ほんとは店内をうろうろしたいし、席に座ってあんましっくりこないなーと思ったら再び選び直したい。といつも思う。

店内の席の埋まり具合をリアルタイムで表示してくれるサービスとかあったらかなり助かるのにな。あったりすんのかな。



運転時、信号が青に切り替わる前に少しずつ前進するやつ、あれほんとに意味がわからない。

「早く切り替われ早く切り替われ」とジリジリ前に出ることで自分自身を急かしているようでバカらしくならないのか。切り替わった瞬間にさて発進しよう、の方が気持ち良くないか。。

個人的にタイムリミットが迫ってくる感覚の心地悪さってかなりストレスで課題の期日が近くまで来てるとかもそうだし、もっと生活感のあるとこで言うとアイスクリームが溶けてきてコーンの上から滴ってしまい早く食べ切らなきゃと焦る事だとか、電子レンジの温めている間数字のカウントを見るのだとかもふつうに嫌でレンジを使う時はだいたい他の作業をしたりしてスマートウォッチのバイブレーション機能で時間を知らせてもらうことで数字のカウントを見ることを避けている。

こんな具合だから俺は時間が迫ってくるみたいなシーンを日常からできる限り減らしていきたいと思っているのだけど、信号が切り替わる前にフライングする人は自ら時間制限の要素を生活に取り入れていてやべーと思う。




少し似た話かもしれないけど、俺は不可逆なものが苦手だ。
マリオの強制スクロールステージみたいな、進んだ道を戻ることが許されないやつ。

例えば歯とかもそうだな。
歯って永久歯に生え変わったらもうそこから後戻り出来ず、あとはどう状態を維持するかの勝負になってくる。この状態に追い込まれることが嫌なんだ。
虫歯になってしまったらもっと追い込まれる。小さい頃は一生懸命歯磨きをすれば消えるもんだと思っていたけど実際には虫歯菌の進行は基本的に止めることは出来ず、治療でどうにかするしかないと知った時は衝撃だったな。小3くらいまでは歯磨きのパワーを信じていた。
そういえば歯医者行かなきゃだなぁ、、、嫌だ、、。

というかそういう意味では人生そのものも時間の進みは一方向で後戻りが出来ないという点で常にストレスを感じているな。
なんか自分の行いのすべてが史実として確実に刻まれてしまうということが高重量の足枷になっている気がする。行動や言動の取り消しを気軽に出来たらいいなぁと1日のうち3回くらい思っているかもしれない。
強く念じたら過去にタイムスリップしちゃったみたいなフィクションにけっこう正面から嫉妬したりする。あれ羨ましすぎる。タイムスリップ物でいつも思うんだけど時間が巻き戻ったあとフィクション上の主人公は決まって”困惑”のリアクションを見せるけど、リアルで体験したらわりと”歓喜”が先に来てしまいそう。
それからその力が一回限りなのか何度も使えるのか試してみるというのもやらなきゃな。それによって今後の動きがかなり変わってくるだろうから。



免許証の更新を大幅に忘れていたことが発覚。
やばすぎる。
明日朝イチで再取得しに行かねば、、。
バイト休まなきゃ。LINEはしたけど後でちゃんと謝らないと。
ひやー、通知書とか見るのも苦手だし、タスクを覚えておくのも苦手だ。。

社会ってこんな難しいシステムで成り立ってるのかー。、がんばろ。

体が重いや

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