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[古団地リノベ#28] DIYでへとへとクローゼット
築60年超の団地の一室のスケルトンリフォーム記録です。現在50平米の古団地の一室に家族4人と1匹で住んでいます。子どもが成長するに従いだんだん手狭に、そんな中、隣室が開くという事で、購入しましてフルリノベをしています。建築家や工務店を介さず直接職人さんにお願いする方法で、ゆっくりやっていますが、どうなることやら。完成は2024年11月の予定!
設計図を自分で描いて、職人さんに直接依頼する形でリフォームをしていますが、作業全部を職人さん達にお願いするわけにはいきませんので、細かな作業は自分でやります。
と言っても、たいしたスキルはないので、単純作業のみです。
今回のリフォームでは、50平米しかないのに酔狂な事に6メートルのウォークスルークローゼットなんてもんを作ってしまいました。この大きさだと、クローゼットを家具として作ってもらうと、とんでもない金額になりそうですので、ダボ柱で作ることにしました。ホームセンターでも手に入りやすいロイヤルのシューノ32を使っています。
このシリーズは、壁と合うグレーの色があるのも良いですね。ダボ柱を垂直に取り付けるところまでは大工さんにお願いして、ブラケットに棚板を取り付けるところをDIYします。
棚板は前に紹介したカラーMDF。
この素材は色のついた板をDIY扱いたい場合にとても便利で、水に弱いというデメリットはあるものの、どこを切っても小口の処理が必要ないのはとても楽です。化粧板だと小口にテープ貼らなきゃいけないのですが、地味に面倒くさいのと、意外と難しい。
カラーMDFは殆ど工場でプレカットしてもらいましたが、ダボ柱の間隔が設計通りに出来るか不安だったので一部を設計より長めに切ってもらい、現場で調整する事にしました。結果、やはり設計図と現場でミリ単位ですが狂いがあり、現物合わせしつつ板をカットしました。そんな時に役に立つのがこのマシン。
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たいしたDIYをしてきたわけではないのですが、普通の丸鋸は怖いので、これを持っていました。久しぶりに出してきて板を切ります。直角にきれいな断面で、狙ったところでカットできます。
板を切ったらブラケットをつけます。
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棚板の取付にはインパクトドライバーは2つあると便利です。片方で下穴を開け、もう片方でブラケットのネジ止めします。板一枚についてブラケット2つ、それぞれネジ2本で止めていきます。
ブラケットを付けたらダボ柱に棚板を設置します。
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全部で棚板は64枚。さすがに疲れた!この単純作業をスーパー大工さんにお願いするのは気が引けたので自分で頑張りました。
で、全て棚板を取り付けたクローゼットがこちら。
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これで、今、一番の懸案事項の収納問題が片付きそうです。今住んでいる方の部屋に住み始めた頃は、収納は充分だったはずなのですが、なんでこうモノって増え続けるんでしょうかね。まぁ、隣室を購入して床面積は増えましたが、いくら収納があってもすぐに食い潰すでしょうから、これを期に断捨離もしなくちゃですね。
このクローゼットでお気に入りなのがこちら。
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全部棚だと芸がないかなということで、2スパンの一部をパンチングボードにしてみました。
ダボ柱はロイヤル、パンチングボードは南海プライウッドとメーカーが違いますが、中々のシンデレラフィット。
南海プライウッドもダボ柱出しているのですが、『ダブル』という、横並びの棚板の間に付けるタイプの柱がなかったので、ロイヤルのシューノにしています。
ここまではDIYで何とかやりましたが、1点だけできなかった作業が、これ。
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ハンガーパイプです。この一番右は妻用のスパンで、ハンガーパイプがかかる最大サイズにしていますので、規定サイズで取り付けられるのですが、それ以外の私や子どもたちのスパンは、もっと狭いのでパイプを切らなければなりません。バリが内部に残るからパイプカッターで切っちゃダメと説明書にあったので、これだけは大工さんに任せようと思います。
大工作業もほぼ終わり大工さんには、次の現場の都合を優先してもらい、作業の合間に来てもらうことになっています。あと2日ぐらい来てもらうと完成かな。建具とキッチンカウンターがちょい遅れ気味で、連動して水道工事と塗装工事が遅れていますので、現場は結構遊んでいる状態ですが、11月半ばには完成しそうです。