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48年ぶりに首位をとったポジショニング
こんばんは、檀浦です。
日中だんだんと
暖かくなるにつれて
ビール業界が動いてますね〜。
特に動いてると感じてるのが
アサヒです。
『生ジョッキ缶』
なるものを発売しました。
缶ビール初となる
食品缶詰のように
ふたがフルオープンする
缶ビールです。
しかも開けると
泡が自然と湧き出すという
すごい仕組みになってます。
これが発売したかと思いきや
発注に生産が追い付かずに
出荷停止になりました。
時を同じくして、
家庭用生ビールサービスの
提供開始のニュースも。
こちらは、自宅で
生ビールを楽しめる
サブスクリプション(会費制)
のサービスです。
こちらも自宅で
クリーミーな泡を楽しめます。
「これはスナックに置きたい!!」
という僕の心の叫びは置いといて、
アサヒのこの動きが
とても興味深いんですよね。
実は、アサヒは
2020年のビール類シェアで
11年ぶりに首位から陥落しました。
まぁそれまでは
どうだったかというと
ビールのシェアは
1950年代から
ずーーーーーっと
キリンが圧倒的首位でした。
アサヒはといえば、
サッポロよりも下の3位。
4位のサントリーとも
肉薄するレベルでした。
そこから、
一気にサントリーを突き放し、
サッポロを突き抜けたのが
1980年代後半。
さらに突き進んで
2001年についに!
キリンの牙城を崩しました。
それ以来、
まれにキリンに首位を奪われるも
基本的には首位を走っています。
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なぜ、アサヒは急進できたのか?
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僕が子どもの頃は
ビールといえばキリンでした。
圧倒的なNo. 1です。
日本で山といえば
「富士山」と答えるようなもの。
そんな中で、
どうやってアサヒが
キリンを抜き去ったのか?
1980年後半に何があったのか?
ビール業界が大きく変わる
ひとつのビールが誕生したのです。
1987年の
「スーパードライ」です。
それまでビールといえば
『苦味があって重い』ビールが
「本格派」とされてました。
それに対して、
『あまり苦くない軽い』ビール
という新しいポジションを
採用したのがスーパードライです。
その裏にはもちろん、
消費者のリサーチが
あったわけなのですが、
それ以降、
アサヒのスーパードライを
超えるビールはでていません。
市場でのシェアが
どれだけ多くても長くても、
ポジショニングひとつで
すべてひっくり返した
有名な例のひとつです。
で、今の動きですが、、、
アサヒは飲食店の
シェアが多かったんです。
それがコロナの影響で
飲食店の販売が落ちたのと
一緒に落ちて首位陥落しました。
そこで打って出てきた
生ビール缶と生ビールサービル。
生ビールサービスは
すでにキリンが導入してて
後発にはなるのですが、
生ビール缶は初ですし、
家庭用に向けて
動き出してるな〜
と感じています。
これからのビール業界、
家庭向けにどんどん
エネルギーを注ぎそうです。
おうちで美味しいビールが
飲めるのが楽しみですね♪
ってことで、
”らしさポジション”構築プロデューサー
らしいことをお話ししてみました。笑
では、この辺で。
ありがとうございます!
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是非、感想とか質問とかあれば
気軽にコメント下さいね♪
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最高にHappinessあふれる人生を☆