今日の発見🔍 自己身体の放棄
うどん県OTのだんです。
日々の臨床現場の中で見つけたことや再確認したことなどをまとめていく「今日の発見🔍」シリーズです。
主に経験則なので、エビデンスなどがあるわけではありません。
自己身体の放棄
今日は右片麻痺の方との発見です。
ご病気になって3年ほどが経過していますが、回復に対して熱心に取り組まれている方です。
麻痺した右手は比較的動くのですが感覚が悪くて実感が得られずに、「手が動かない」といつもおっしゃっていました。
そこで、手をしっかり見ながら動かしてもらうことに。
すると、手を見続けることができない。
患者さんいわく「見続けるのはしんどい」と。
考えてみた
きっと、これが自己身体の放棄の一種なのでしょう。
自己身体の放棄については↓を。
自分の身体に向き合えていないということでしょうか。
実際に自身の身体にじっくりと向き合うことはしんどいことだと思います。
麻痺した身体を見つめ、動かないことを再認識する。
かなり大変な作業です。
どのように麻痺と向き合うか。
その方によって異なるのでどう関わっていけばよいのか、一緒に考えていければと思っています。
あらためて勉強です📚