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今日の発見🔍 続続浮腫

うどん県OTのだんです。
日々の臨床現場の中で見つけたことや再確認したことなどをまとめていく「今日の発見🔍」シリーズです。
主に経験則なので、エビデンスなどがあるわけではありません。

続続浮腫

今回も浮腫の話です。
上肢の浮腫になりやすい部位についてです。
ということで、前回・前々回の浮腫に関しては↓から

上肢の浮腫になりやすい部位は大まかにわけて下記の3つになります。

手関節以遠
肘関節以遠
肩関節以遠

この中でも多いのは手関節以遠です。
特に手背に出現しやすく、MPの拘縮に至りやすい浮腫です。
手関節胃炎の浮腫の場合は手関節に絞扼が生じていることがあります。
そのため、手関節は掌・尺側に変位している傾向にあります。
なので、手関節のアライメントを修正していくと、浮腫が軽減しやすくなります。

次は肘関節以遠の浮腫
これも、肘関節での絞扼が考えられます。
この場合の肘関節は前腕の回内が強く、前腕がねじれている傾向にあります。
肘関節のアライメントの修正は橈骨の回旋要素を引き出すことがポイントになります。

肩関節以遠の浮腫は少ない印象で、肩まで浮腫があると肩甲帯や体幹にまで広がっていることがあります。
そのため、肩関節のリ・アライメントではなく、肩甲帯・体幹の可動性を引き出していくことで軽減します。

また、手関節以遠・肘関節以遠の浮腫の場合は、それぞれのアライメントを修正しても浮腫が軽減しない場合や、軽減しても翌日には浮腫が再出現することもあります。
その場合は肩関節のリ・アライメントを行うと軽減する傾向にあります。
つまり、上肢全体のアライメントを考慮していかないと浮腫の軽減につながらないということですね。

あらためて勉強です📚

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