週報10月①
リッピングしたもの
Vinyl
Darkthrone - Eternal Hails......(2021)
ノルウェーのベテランメタルバンド、Darkthroneの2021年作。87年結成で当初はデスメタル、そこからブラックメタルを経て近年はハードコアパンクに影響を受けたクラストコアのスタイルで知られているという感じです。たぶん。近年のスタイルだと3~4分の曲が多かったイメージだがこのアルバムはわりと長い曲が多い。音の質感にも拘りがある感じ。きれいに聴こえるだけがすべてではないというか。ある年代の音を志向してるのかな。
Redd Kross - Born inocent(1982)
ジェフ&スティーヴンのマクドナルド兄弟によるバンドでパワー・ポップ分野で影響力の高いバンド。実はパワーポップ以降のアルバムはほぼ知らなくてこの1stアルバムばっかり聴いていたかもしれない。普通にハードコア・パンクをやってます。ちなみにスティーヴン・マクドナルドは現メルヴィンズの正式メンバー。この前の来日時に見た。よく動いてた気がする。
Embryo - Rocksession(1973)
エスノ・クラウト・ジャズロックのレジェンド、Embryoの1973年作。好きなバンドです。このアルバムが一番良い気がする。リイシューされたらとりあえず問答無用で揃えときたかったもの。まあでもDiscogsのコメント欄にもあったけどカラービニールより見開きジャケにするほうに金かけて欲しかった感。内容は最高。マル・ウォルドロンという米国ジャズの人との邂逅やアモン・デュールのジミー・ジャクソン(後にマルとフレッド・ブレイスフルの3人で録音を残す)もいるし。チャーリー・マリアーノはいないけど。好きなのはデイヴ・キングのぶりぶりベースです。
GAME
ガイアセイバー ヒーロー最大の作戦(SFC/1994/バンプレスト/アークシステムワークス)
ゲームの動画を見てわりとBGMが引っかかったので。作曲は橋本彦士氏。ランティスレーベルでDeviceHighのメンバーとして2000年代前後に活動していた事でも知られているようです。SFCの音楽だと、音色制作でも結構独自色が出ると思うんですが、この方の音楽は独特のキラキラしたシンセリード?シンセアルペジオ音?が特徴的です。このあと『ダンジョンマスター』の曲も聴いて引っかかるものがあり、両方同じ作曲者だと知るわけですが。
おすすめは15分あたりのボス曲(ゲームプレイ動画で見た感じボス曲で鳴ってた気がする)。
SFCのダンジョンマスター(1991年/ビクター音楽産業)の曲。やっぱり音色づかいで似通っているところがあります。 おすすめは"Hall of Champions"。 "The Matrix"は聖剣伝説2~3期の菊田氏っぽくある。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?