週報5月①
リッピングしたもの
Vinyl
Various - Nippon Acid Folk 1970-1980(2023)
UKのレーベルTime Capsuleによる日本の70年代の「アシッド・フォーク」コンピレーション。コンパイルはKay Suzuki。はっぴいえんどの"風をあつめて"や赤い鳥、五つの赤い風船の西岡たかし、同氏ユニットの吐痙唾舐汰伽藍沙箱、作編曲家として有名な玉木宏樹、テレビ主題歌の仕事が多い成田賢といった中、同レーベルが最近再発したオブスキュア?な「ににんがし」といった布陣。個人的にシンセを取り入れたりプログレッシブフォークという感じの玉木宏樹が良かった。ににんがしもニールヤングっぽいと言われるモワるルーラル・レイドバック感。一番サイケなのは吐痙唾舐汰伽藍沙箱でした。
Various - Nippon Psychedelic Soul 1970-1979(2023)
Time Capsuleによる日本70年代発掘シリーズその2。名前の通りソウル・ファンク・R&B寄りの選曲。ジャケ写がとても良い。ラインナップはかまやつひろしの"ゴロワーズを吸ったことがあるかい"といった超有名所に始まり、はっぴいえんど、佐井好子、神秘主義者でマルチタレントな五井野正、深町純、大阪のバンド貧°苦巣、後のアルバムがシティポップ再評価を受けている稲村一志と第一巻第百章。超有名曲ですがあんままともに聴いたことなかったので新鮮でした。かまやつ。サイケデリックソウルというより幻想プログレフォークな佐井好子。第一巻第百章は「部屋」と「HEYA(やぁ)」かかってるみたいで面白かった。一番おもしろ発掘なのは五井野正でしょうか。
Bobby Callender - Rainbow(1968)
アラン・ローバープロデュースという事以外、ボビーカレンダー(ロバート・カレンダー)本人の情報があんまりないのですが、2023年に55周年ライブに参加したとの記載があり、ご健在のようです。シタールを取り入れた東洋志向に、耽美な歌い方が合わせりサイケなフォークとも少し違ったイーサリアルなフォークともいうべき世界が広がってます。自然音とシタールと耽美な歌声がハマった"Purple"はニューエイジファンもサイケファンも必聴。
GAME
#8 - Chris Huelbeck - Soldier! - Level 3(C64)
Chris Huelsbeckはドイツのゲーム、タリカンシリーズの作曲で知られている人物。
#9 - Ben Daglish - Last Ninja - Wilderness(C64)
Ben Daglishはコモドール64やAmigaなどの家庭用PC向けゲームの音楽を多数制作。2018年に死去。こんな動画も
#10 - Martin Galway - Arkanoid(C64)
アルカノイドのコモドール64版。ノイジーなリズムがかっこいいし上モノの音質が独特でいいですね。
#11 - Martin Galway - Wizball Music- High Score(C64)
コモドール64の音源(これ?)に詳しくないのですが最初のピチョピチョ音とかどうやって鳴らしてるのでしょう。
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