HSPや聴覚過敏におすすめのアレ〜2024年買ってよかった大賞〜
母は言う。
「小さかったあんたをさぁ、寝かしつけるじゃない。で、一息つこうと、コーヒーを淹れるじゃない。なのにカップにスプーンがチーンって当たるとさぁ、あんたが起きるの」
このように、どうやら私は聴覚過敏である。
昔からそうだったのだろうが、気づいたのは最近になってからだ。自分がＨＳＰであることを知って、ショッピングモールでさまざまな音を拾っては心を動かされている自分に気づいた。
さらにコロナ禍でステイホームが根づき、外に出る機会が減ると、私の聴覚は過敏さを増していった。久々に行ったディズニーシーでは、海底二万マイルで叫びだしそうになった記憶がある。
そんな私がTwitterで発見したのが、loopイヤープラグだ。
わたし、居酒屋みたいな雑音あふれるオープンスペースや皿洗いしながらの会話とかが超にがてな、音は聞こえるけど聞き取れない所謂APD（聴覚情報処理障害）なんだけど、loop experience使ってから生活変わった・・・！… pic.twitter.com/yuwryWU61h
— タグチマリコ | UXデザイナー (@marimamiac) January 31, 2024
音が気になるなら、耳栓をすればいいことは知っていた。しかし単に「耳をふさぐ」というイメージしかなかったため、「それでは生活ができまい」と、手を出していなかった。
しかしloopは、ノイズだけをカットしてくれるというではないか。
すごい。
私の買ったEngageは、すべての音が遮断されるわけではない。しかしボリュームは抑えられるし、なにより聴覚過敏特有の「シャーシャー」という謎の音（おそらく空調の音や、車の通る音）が聞こえなくなった。
耳のふさがれる感じは、イヤホンに慣れていれば気にならないくらい。心音が気になることもない。
もともと移動時はイヤホンが欠かせなかったのだが、大きい音だと耳に負担がかかる。その心配も、イヤープラグなら無用なのがうれしい。
そして疲れが違う。以前だと人の多い場所では、どんなに会いたかった友人でも二、三時間で「ちょっと帰りたいかも」と思ってしまったのだが、それがない。イヤープラグをしていた日は、帰り道に「今日わりと元気だな」と思える。
騒音って、疲れに直結してたんだな。
ライブ用のExperienceも購入した。私は日常使いにはEngageの方が好みだったので、年末のライブで使うのを楽しみにしている。
紹介したもの以外に、さらに騒音をカットしてくれる、就寝時などに向けたQuietもある。
これも気になる。ミントカラーがかわいい。
聴覚過敏の方、苦手な音がある方、人ごみだと疲れてしまう方におすすめ。
集中したい場面でもぜひ。
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