働きたい、けど、働けない。その現実を越えて
働きたい、のに、働けない
私は新卒で、そこそこ名の知れた企業に就職した。
5年間働いた後、自分の市場価値アップを目指して転職を決意する。しかし、計画は大きく狂った。
2社目:初めての転職から半年で、会社の事業撤退が決定。
3社目:慌てて再転職するも、パワハラが常態化した職場に危機感をおぼえ、2ヶ月で逃げるように退職。
4社目:やっと落ち着けたと安心した矢先、転職して3ヶ月で夫の転勤辞令。
5社目:自分の妊娠と夫の再転勤が重なり、退職を余儀なくされる。
出産を控えていた私は、ついに無職となった。目まぐるしく環境が変わり、その度にキャリアが分断されることに、正直私は疲れ切っていた。
働きたいのに、働けない…。
会社の倒産、劣悪な職場環境、転勤族、妊娠・出産・子育てなど…。さまざまな要因が、私だけでなく働く意欲のある多くの人々の可能性を奪っているように感じた。
社労士の資格、取ってみよう
無職になった私は、ハローワークへ出向いた。雇用保険の手続きがきっかけで、「社会保険労務士」という資格に出会う。
無職になりせっかく時間ができたのだから、勉強して資格を取ってみよう!と思い立つ。
そんな思いが芽生え、社労士の資格取得を目指すことにした。
合格した先に見えてきたこと
2023年の夏。
2回目の挑戦で、無事に社労士試験に合格した。
まだ社労士としては未登録だが、自分の未来の選択肢を増やすことができたと感じている。今後は少しずつ、社労士としての一歩を踏み出していきたい。
私がいまできること
私は現在、場所や時間にとらわれない働き方を実践すべく、フリーランスとして仕事をしている。SNSを通じて自分の経験や日々の活動を共有し、働き方の選択肢のひとつとして、参考にしてもらえるよう発信を続けている。
未来のために、できることを少しずつ積み重ねていきたい。
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