デールワークス四国代表の原口です。
今回は勉強した内容を自分のものにしようということをお話させていただきます。
セラピストは自己研鑽で研修会などに参加していきます。先日、講習会に参加した際に別の受講生の方が「講習会にいくことを目標にして、これで満足している」っていう話をしていました。自分自身がPNFを学んでいき、現在アシスタントになることができました。あくまでも個人的な見解ですが講習会内容を自分の中で理解できてくることで、自分自身の中で知識と現在の技術がクリアになり、次の講習会がより良いものになったからではないかなと思います。簡単かつ個人的な見解が多いですがお付き合いいただければと思います。
忘却曲線の存在
よくあることですが、授業中の講義を聞いていてその内容をすぐに忘れることはないでしょうか?僕自身、学生時代それがとても多かった思い出があります。下の図は忘却曲線と言われる講義内容がどのようにして忘れるかを記載した図です。
こちらの図はウォータールー大学のホームページに記載されています。一部抜粋させてもらうのですが、つたない訳で申し訳ないです。。。
では学習効果を維持するには何をすればいいのでしょうか?
つまりこれから勉強会にいって満足して、復習することが減ってしまうとせっかく学んだ内容を忘れてしまいます。やはり何事も繰り返しが学習に繋がるということと思います。
まず自分でできることは何か?
下の図は学習ピラミッドと言われるもので記憶の定着化にとって重要な考えと考えられます。
まず、講義を聴くだけでは学習定着化は5%しかありません。授業を聞いてるだけの僕はほぼ0%だったのでしょう。。。(笑) PNFだけでなく講習会にいくと、アクティブに聞いても分からなかったことも多いです。先ほどの忘却曲線からも考えると重要なことは、分からなかったことを覚えておくことかなと思います。そして可能であれば帰ったその日に文献や参考書でその内容を調べ、復習をしていきます。これが復習と読書に繋がり、そうすることで10%の定着化ができるので、徐々に自分の知識として残ってきます。そして最近ではオンライン勉強会が増えてきて、資料を読むだけでなく視聴覚を用いて学習することができます。英語を学ぶときも単語帳や参考書を見るだけでなく、リスニングの教材を用いることでより発音や意味を覚えていることが多いのもこれに該当すると思われます。そして先輩や講師に聞くこともここに含まれると思います。実際に質問した内容は覚えていることが多く、比較的記憶に定着化しています。
ここまでの部分は自分自身で意識することで実行できることです。私自身はパワーポイントなどで講習会の内容を整理してまとめることは必須にしていました。これが後日に記載するアクティブラーニング、自分自身で学ぶことに繋がったのかなと思っています。
改めて学習ピラミッドを見てみると国際PNF協会認定コースは非常に学習に対して有益なプログラムであると再認識しました。次回はデモンストレーション、グループ討論、自ら体験するの部分をお話できればと思います。
文責 原口享