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揃えておきたいスパイス・ハーブとその働き その1

オレガノ(シソ科)
作用・・抗菌 防腐 消化機能活性化 
消化器系や呼吸器系の不調に。強壮作用もあり。
特徴・・万人に好まれる味と香り。肉料理 トマト チーズと相性がいい。 

カルダモン(ショウガ科) グリーンカルダモンが最も良質。
作用・・消化機能活性化 腸内のガスを排出 口臭にもよい 健胃薬。
特徴・・スパイスの女王 清涼感のあるスパイシーな香りと苦味。
インドではカレーやカラムマサラに多用されている。

ガーリック(ネギ科)
作用・・疲労回復 抗菌 消化機能活性化 抗酸化
特徴・・特有のつよい匂い。食欲増進や肉や魚の臭み消しに。スタミナ減となる。アーユルヴェーダでは若返り作用のあるスパイスとされている。生活習慣病予防に。

クローブ(フトモモ科)
作用・・防腐 抗菌 鎮痛 口腔粘膜の炎症 消化器系の不調
特徴・・「歯医者さんの香り」強力な殺菌作用と鎮痛作用があり、インドでは歯痛のときに口に含んで痛みをおさえる。肉料理やフルーツと相性がよい。

コリアンダー(セリ科)
作用・・消化機能活性化 腸内のガスを排出 便秘
特徴・・種子の部分は甘くさわやかな香り。タンパク質と調和する。卵、肉。豆類の料理に多用される。消化不良を改善する働き。葉は独特な香り。パクチーのこと。エスニック料理のトッピング。炒め物などに。

サフラン(アヤメ科)
作用・・血行促進 神経を穏やかに 生理不順 冷え性 自律神経失調症
特徴・・黄金色の色素とエキゾチックな芳香。パエリヤやブイヤーベースに。
冷えを予防して、体内のめぐりを改善する。女性ホルモンに働きかける。
サフランの花の赤いめしべ。一つの花から3つしかとれない貴重で高値なスパイス。

シナモン(クスノキ科)
作用・・消化機能活性化 腸のガスを排出する 抗菌
特徴・・最古のスパイス。ガラムマサラ(インドのスパイスミックス)タジン(モロッコ)肉料理には風味付け。お菓子に使うと甘みが引き立つ。他に、コーヒーや紅茶、果実酒 ポプリやお香にも使われる。

ジンジャー(ショウガ科)
作用・・消化機能活性化作用 血液の循環をよくする 炎症をおさえる 鎮痛 消化不良 関節炎 つわり 乗り物酔い
特徴・・料理 お菓子 ドリンク ソースなど幅広く使われる万能スパイス。血液循環を促し、体を温めるので風邪予防にも。吐き気や痛みをおさえる役割もある。

スターアニス(シキミ科)
作用・・胃弱や風邪の漢方薬 消化器系の不調 腸内のガスを排出する
特徴・・中華料理に不可欠な八角。甘く強い香り。豚肉や鴨料理に使われるが、臭みを消すのではなく、香りをつける役割。ミックススパイス「五香粉」にも使われる。

セージ(シソ科)
作用・・抗菌 抗酸化 口内炎歯肉炎 発汗異常 肌のひきしめ
特徴・・メディカルハーブとして重宝されている。免疫を高める薬草とされていた。料理やお茶として。抗菌作用が強いのでうがい薬としても。

ターメリック(ショウガ科)
作用・・抗酸化 強壮 肝臓胆嚢機能を高める 循環不良
特徴・・カレーの黄色はターメリックによるもの。黄色い色素成分クルクミンは脂溶性なので、油とともに用いると色がきれいに出る。和名はウコン。肝機能を高めるので、飲み過ぎた時に。



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