～まいにちが随想録シリーズ2～　たこ焼きよりも純喫茶よりもアイコスの街（未完の書笑）

蚊取り線香スパイス論法女、大阪でたこ焼きを頬張る

今日はさわがしい1日だった。

9月8日、雨。
今日は6時に起きれた。(正直に言うと12分布団の中で抵抗した。)
起きる目的があれば起きれるワタシ。えらい。

言葉を言い切る。

最近これが出来なくなってきた。

結局何を言ってるのか分からない蚊取り線香論法を駆使する父をもつ私も、得意技は蚊取り線香論法。
さらにそこに責任回避主義というスパイスを加えて、「何を言ってるか分からない＋何を言いたいのかも分からない」人間が完成した。

学生100人をファシリテートしていたSA時代のはじめの頃、(まだ絶賛蚊取りスパイストークの頃)「いかに学生に不安感を抱かせずに授業を進行するか」に悩んだ。

実際1年やった経験から言うと、(経験からの知識！ありがとう昨日のベーコン！)ただ「簡潔に、端的に、言葉を言い切れ」ばいい。

「今日のワークの内容は、〇〇です！」

「今日のワークの内容は、〇〇、だと、思っていて…」

一目瞭然である。

単純明快である。

それが最近日常生活で出来なくなってきたのである。

新大阪への切符を窓口で買った時、JRへ乗り換えますか？と聞かれた。

新大阪からどっかには行こうと思ってるけど、場所決まってないなぁ。

と、考えながら返事したもんだから、

「乗り換えますけど…」

という何ともいえないネチョネチョな言葉になった。

窓口のおじさん、優しく苦笑した。

ああどうしよう、「乗り換えますけど何か？」みたいな意味合いにとられちゃったかな。

ごめんおじさん、そうじゃないんだ。

ただ言いきれないのだ。

とまあ早速恥の多い人生を体現し、新幹線へ。

今回の旅は大阪と神戸。

会いたい人になんとなく会いたくなったのと、行きたいお店になんとなく行きたくなったのだ。

美味しいたこ焼き食べて、喫茶店でのんびり哲学書読みながら、たこ焼きでもテイクアウトしてホテルで映画見ながらたこ食えたらいいなー、くらい。

大阪には何回か来ているけど、絵に書いたような観光といえばグリコおじさんの前でグリコポーズをしたくらいで、通天閣も多分見てないし大阪城にも行ってない。(ユニバには行ったな。)

有名！見どころ！と言われる観光コースはいかず、その時の気分や興味の向いているところへフラフラと、が私の旅スタイル。

今回の旅に向けてのGoogle検索キーワードは、「新大阪　たこ焼き」「大阪　純喫茶」「大阪　チャイ」。
そのあたり。

ソワソワワクワクしながら新幹線に飛び乗る。

小っちゃい頃は、旅の移動というと飛行機だった。（何しろ宮崎には新幹線が通っていない。異国か！）

大学生になってポコポコ色々なところへ行くようになってからは、交通手段はバス。私の好みは夜行バスというより、昼間のバス。

深夜のバスって、お風呂やメイクや髪の毛がめんどくさいんだもの。
それに、早朝の人気のないまちを一人でプラプラするのは、ちょっと寂しい。バス、安いしね！

だから今回は特別。
ちょっと豪遊気分で本を読み、酔い、パソコンでお仕事をして、酔って、を繰り返していたらあっという間に新大阪に着いた。

なぜ新幹線は大阪駅に着かないのだろう。

分からない。

ぐぅう～

……まずは腹ごしらえだ。

ベタながら大阪といえばタコ！たこ焼き！
さあたこ焼き、待っておれ！！！！

と、ウホウホしながら改札内のたこ焼き屋さんに入り、オーソドックスたこ焼きを注文。

流石駅構内、提供までの動きがとってもスムーズ。

猫舌兼犬舌（猫が熱いの苦手なら犬は冷たいの苦手だろうと勝手に名付けている。）の私、熱々のたこ焼きは半分に切っていただく。

熱々の小籠包も半分にする。一番おいしい肉汁は全部皿の上に流れ出る。
（肉汁のナイアガラや～）
小籠包へのなんたる侮辱だと怒られそうだが、あのホットな肉汁はもはや兵器である。小籠包を食すとは、命がけなのだ。

ところでたこ焼きを半分にすると、生地オンリーのとろとろゾーンと、タコ入りのコリコリゾーンが出来上がって楽しい。

ありがとう、たこ焼き。
猫舌にも新たな楽しみをくれて。

たこ焼き女、美味しいチャイと、ぷらり旅の醍醐味を味わう

お腹がいっぱいになったので、次はチャイを飲みに向かう。
（食って飲んでだな！！！いいの！！生理前だから！！！！）

御堂筋線を探し、新幹線の改札を出て、JRの改札に入ったら、御堂筋線の案内板が指してたのはJRの外だった。

せっかくJR乗り換えますって言って乗車券つくってもらったのに、JR改札内の利用時間3秒。

アッサリと改札口に飲み込まれていった青色の乗車券。
ああ、この世は諸行無常だ。

かなしい。

かなしいが、この世は諸行無常だ。
御堂筋線に乗ろう。

御堂筋線といえば、「最終に間に合ったよ０時ちょい前にそっちに着くよ～」だ。

御堂筋線は今日も一車線しか動かないのだろうか。
宮崎の日豊本線じゃあるまいし。

大阪の日豊本線（ごめんなさい大阪。）に揺られ、本町駅に到着。

どこだろうここ。
初上陸。

小さなキャリーをコロコロ引きながら、チャイ屋さんを目指す。

とっても美味しかった。
大学4年生らしいアルバイトさんと、チャイの作り方の話や東京の話で盛り上がる。

チャイ屋さんに行ったら、それとなく材料やこだわりを聞くのを忘れない。
全ては美味しいチャイづくりのため…！

アルバイトのお姉さんは、4月から東京で働くらしい。

東京住んだことないから土地勘が～、と言っていたので、会社の駅を聞いてみたら四谷とのこと。

おお、中央線だ。

中央線ですね～、私は東京の西よりの国分寺に住んでますよ～、いいとこですよ～と国分寺のPR（？）も忘れない。

お姉さんに、山手線の真ん中を走っているから中央線なんですよね、って言われた。

知らなかった。

今週一の衝撃の予感がしている。

研究用のチャイの素を買い、ごちそうさまでした、とお店を後にした。

ホテルのチェックインが15時からだから、まだ時間がある。

喫茶店で時間をつぶそう。

そう思って喫茶店を目指したのだが、ーーー