2022年ふりかえりシリーズ2【西田幾多郎編】 ~絶対矛盾的自己同一は世界を救う~
注意:本文は西田哲学の沼にハマる危険性があるので、読む際には自己責任でお願い致します。ハマったら西田仲間ができたー!とタソが喜びます。
ワタシの卒論のテーマ、「西田哲学からみる環境倫理」。
私の4年間の集大成は、西田哲学の理解と環境倫理との接続といっても過言ではない。
「誰?」と返されることが殆どだが、西田幾多郎大先生は、日本の代表的な哲学者である。西洋の「有」の文化と対象に、日本ならではの「無」の思想や文化を哲学的に体系化させるという功績を遺した一方で、その人生は、実は