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人材不足

日本の人口2008年をピークに減少が続いていて、人材不足が深刻になっている昨今、外国人労働者を受け入れながら会社を経営されている方も多くなってきたように思います。特に主要都市のコンビニは外国人労働者が本当に増えたな〜と実感するところで、中小企業の7割は人手不足と回答しているようです。完全失業率はバブル期と同等の数値になり人手不足による「人手不足倒産」も無視できません。大手企業であればAIなどの導入で負担の削減や作業効率化できるかもしれませんが、中小企業は設備投資にそこまで費用負担が難しいのではないかと思います。

この人材不足は外国人労働者の起用も1つの解決策かと思いますが、離職率を下げ、入社してくれたスタッフを意地でも辞めさせない(笑)「働きやすい環境づくり」も大事だと思っています。私は社員として起用した以上「雇用維持」は絶対条件にしています(本人の都合で辞める場合は別ですが)ので、おかげさまで辞めていくスタッフが少ないのが唯一の救いです。会社は社長一人の頑張りでできることはそんなに多くはないので、早めにプレーヤーから外れて現場で頑張ってくれるスタッフをいかに活かすかがとても重要だと思っています。
私がスタッフを活かすため見本にしている会社は「日本レーザー」さん。
こちらの近藤社長は本も多数出版していて「10年以上離職率0」や「2-6-2の下位20%は宝である」「70歳まで生涯雇用」「黒字化は社員のモチベーションが10割」といった人を大切にしながら利益を出し続ける会社ということで色々なところで取り上げられています。
この会社のような素晴らしい会社づくりを目指して頑張っています。

本では、離職率を下げるのはズバリ「何でも自由にものが言える環境」が重要のようで、社長の顔色をうかがって「言いたい事が言えない」状態では社員の自立はないという事でした。
調査によるとスタッフの離職理由も

1位「上司・経営者の仕事の仕方が気に入らなかった」
2位「労働時間や労働環境に不満だった」
3位「同僚・先輩・後輩とうまくいかなかった」

でこの上位3位までで50%なので、賃金以上に「働く環境づくり」がいかに大事かがうかがえますよね。さらに社員を動かす原動力は3つ

「言いたいことは何でも言える明るい風土」
「社員が会社から大事にされているという実感」
「会社は自分のものだという当事者意識」だそうです。

この3つが整っていれば社員はやめないというのです。

言いたい事が何でも言える環境にしてしまうと社長自身がスタッフからの「社長批判」を受け止めなければいけません。そこまでの度量があるか?ということのようです。私は実際浴びていますので枕をぬらしながら耐えています(笑)
耐え難きを耐え忍び難きを忍び…。ですが会社の事を考えてくれての発言は本当にありがたいと思って感謝しています。当社の創業時22年前は家族3人だけだったので精神的にはとても楽で(金銭的には大変でしたが)、今の方が何かと大変ですがやりがいがありとても充実しています。今後も当社の素敵なスタッフ一丸となってお客様のお役に立てれるよう努めていきますので、どうぞ宜しくお願いします。
従業員満足度(ES)、お客様満足度(CS)の高い会社が勝つ!と信じてます。