焦るな、急ぐな、惑わされるな|マニャーナの法則|読書録
「マニャーナの法則~明日できることを今日やるな」を読んで
毎日毎日同じようなことの繰り返し、やりたい仕事はTo doリストに溜まっていくばかり。
いつかやろうのタスクが重なり期日でソートしこなしていく日々。
勤勉と言われる国民性に囲まれ育った僕も、なんとか遅れないように仕事に追われて毎日を過ごしています。
そんななかで手に取ったこの本、明日に回せる仕事は明日に回せという副題に惹かれてしまいました。
毎日毎日その日までに終わらせないといけない仕事が溜まっているのに、どんどん次の日へ仕事を回せてしまうそんな日が来るのだろうかと疑問符を頭上に浮かべながら手に入れました。
実際に読んでみると、自分の今の仕事のやり方があるあるとして紹介されており、共感することばかり。
その日に自分がやりたい仕事よりも、その日にやらなければならない仕事に振り回されている状態で、パフォーマンスも出づらい状況。
この状況を打破し、自分で仕事をコントロールしていくための考え方が「マニャーナの法則」です。
日々行われている仕事の中で、発生した当日に完了までしなければならない仕事は割合として少なく、大抵のものは次の日に行っても問題はないという前提に立ちます。
そこで、1日のうちに発生する仕事を次の日に行うように努めていくことで、期日などに左右されるのではなく、余裕を持って遂行できるようになるというものです。
デイリータスクや、長期間繰り返しを行うような学習などについての考え方も、問題を解きながら整理できるので、長い文章を読む時間がない方にも、細切れでわかりやすい本になっています。
考え方にはなるほどと納得させられる部分が多く、少しずつ自分の生活にも取り入れていこうと思います。