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そういうことじゃないんだよ

わたし、仕事(買い物代行)で今までに配達をしたお客さんの最後の配達日付、注文金額、そしてチップの有無と金額を全部マップにまとめてあるんですね。前にベイエリアで働いていたときとあわせるとけっこうな量のマッピングだと思います。

そのマップを何に使うかというと、アプリから注文のオファーが出たときに配送先の住所と照らし合わせて、前にチップをくれなかっただとか、感じが悪かったとか、犬を庭に放し飼いにしていて怖かったとか、そういうお客さんの注文を避けるために使っています。

チップをくれなかったお客さんでも、仕事が暇でしかたないような日は楽そうな仕事なら受けたりしますが、前に嫌な思いをしたお客さんにはドクロマークを付けて識別しているので、どれほど暇でも注文は受けません。

という旨をThreads(インスタ版のXみたいなアプリ)でつぶやいたら、客は必ずチップをあげないといけないという決まりはないのだから、配達側がそういう風に思うのは間違っている、というコメントがきました。

やれやれ、まったく困ったもんだぜ。

いいですか?わたしに限らず、仕事をしている人はみんなお給料をもらうために働いているのです!お給料がいらないならボランティアをすればいいだけの話です。チップをいつもくれるお客さんと、くれないお客さんがいたらくれる方の注文を受けるのが人情ってもんじゃないんですかね。

あなたの町の配達おばさんは、毎日住宅ローン繰り上げ返済のために、自前の車に自前でガソリンを入れて配達をやっているのよ。ガソリン代もでないお仕事を受けるほどわたしも暇じゃあないのよぉ。

という返信をしたのですが、ネットでそういう絡み方をしてくる人は大体聞く耳を持たないのでそのまま放っておきました。

海外で配達を頼んだくせにチップを払いたくないという人は、自分の足で自分の食料品やおむつや水を買いにいけばいいだけの話なんですよ。チップ制度そのものが間違っている、とか雇用主がちゃんと給料を払えばいいだけの話だ、とかそういうことじゃねえんだ。

今現状として、チップをもらって働いている人はチップに生活を頼っているのだから、サービスを利用したらチップは常識として払おうよ、払わない人にはサービスをしませんからね、というだけの話なんだけどなぁ。こういうのって、自分がチップをもらう側にならないとわからないことなのかもしれません。

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Daisy Barber
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