アメリカにはいろんな人が共存している
仕事でほぼ毎日ターゲット(日本で言うところのイトーヨーカドーみたいな店)へ行くのですが、これだけしょっちゅう通っているとけっこういろんな人を見かけます。
今日はけっこうフォロワー数の多いインスタグラマーさんが買い物をしているのを見ました。この人は以前にもかなりの頻度で目撃しているので、きっとターゲットが好きなんだろうな。
しかしそういうのを見かけても遠目で「今日もいてはるなー」と思うだけで声をかけたりはしない。以前駐車場で見かけたときには、インスタで見たとおりの真っ白なシートのテスラに乗っておられました。
あとは通路で買い物(※仕事)をしていたら、物乞いをしているおばちゃんに声をかけられました。普通の恰好をしていて普通に買い物をしている体なのに、そのへんを行く人に声をかけて「すいません、今月お金が厳しくて食品が買えないので3ドル恵んでくれませんか」と言っている。
この人には前も声をかけられたことがあるのですが、こういう人はたまにいて、それなりの恰好をしている(ホームレスではない)のにお金を恵んでくれと言ってくる人はけっこういます。前にはスタバを飲みながら物乞いをしている若い女子も見かけたよ。
ターゲットという店自体がどちらかというとリベラル寄り(去年プライド/LGBTQ+の関連商品を販売して叩かれていた)で、ここで働いている人にも結構オネエ系、トランスジェンダーの人がいたりします。
働いている人も髪色もピンクだったり紫だったりして、いろんな店員さんやお客さんがいる中を、アジア人の中年女性であるわたしがすいすいとカートを押しながら毎日闊歩しているのでした。
これがターゲットじゃなくて、たとえばウォルマートとかだとまた客層も全然違うの。配達で行く地域も、郵便番号が違うだけで住んでいる層も全然違う。
いろんな人がいて、坩堝(るつぼ)というかサラダボウルというか、こういうのもアメリカの面白いところだなって思います。日本と比べてどっちがいいとか悪いとかじゃなくて、ただ違うのが面白いんですよ。